悪役令嬢レベル99 〜私は裏ボスですが魔王ではありません〜

悪役令嬢レベル99 〜私は裏ボスですが魔王ではありません〜

『悪役令嬢レベル99 〜私は裏ボスですが魔王ではありません〜』とは、七夕さとりによるライトノベル。WEB小説として「小説家になろう」で公開され好評を博し、2024年にはテレビアニメ化を果たす。
乙女RPG「光の魔法と勇者様」の世界に、裏ボスの立場の悪役令嬢として転生したことに気付いたユミエラ・ドルクネスは、「このままでは主人公たちに殺される」と考え、平穏な人生を送ることを目的に暗躍を開始。しかし保険として己を鍛え抜いた結果レベル99に達してしまい、かえって周囲の人々を警戒させてしまう。

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悪役令嬢レベル99 〜私は裏ボスですが魔王ではありません〜のレビュー・評価・感想

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悪役令嬢レベル99 〜私は裏ボスですが魔王ではありません〜
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ゲーム思考な主人公と周囲の関係が面白い

RPGなどのゲームをクリアした後に挑戦可能になる裏要素ってご存知ですか?「裏ボス」とか「裏ダンジョン」とかがありますよね。
これは、自分がプレイしていた乙女ゲームの「裏ボス」に転生しちゃった女性ゲーマーの物語です。

物語の冒頭で前世の記憶を思い出した主人公は、自分がプレイしていたゲームの裏ボスであるユミエラ・ドルクネスに転生している事に気づきます。ユミエラ・ドルクネスは貴族でありながらも黒髪という容姿のため両親を含む周囲から忌避されていました。しかし前世から引き継いだゲーマ気質から「そんなことよりレベル上げ」と人間関係そっちのけでダンジョンに籠ってレベル上げに励み、15歳で学園に入学する頃にはレベル99に到達してしまいます。
ゲームのメイン舞台である学園に入学した後は、裏ボスとしてのチート体質やレベル99(おそらくカンスト)を活かして、乙女ゲームの攻略対象であるエドウィン王子やゲーム本来の主人公であるアリシアなど周囲を巻き込んで「活躍」していきます。

元々は2018年6月から「小説家になろう」で連載されている作品で、2019年5月に小説が書籍化、2020年2月からコミカライズが連載開始、2024年1月からアニメ化されています。

裏ボスであるユミエラ・ドルクネスに転生したゲーマー脳の主人公が繰り広げる、なんか一般人とズレてるシュールな擦れ違いがテンポの良いストーリーで楽しめますよ。

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