シュレック / Shrek

シュレック / Shrek

『シュレック』は、2001年に公開されたアメリカのフルCGのアニメーション映画である。ジャンルはファンタジー、アドベンチャー、コメディに分類される。公開年にはアカデミー長編アニメ賞を受賞した。大人向けに制作された作品で、ユニークなセリフが数多く盛り込まれている所が魅力の1つである。
ある日、シュレックという怪物が人里離れた沼で平凡に暮らしている所に、おとぎ話の主人公達が押し寄せてきた。自分が再び平凡に暮らせるよう、ロバのドンキーと共にフィオナ姫を探す旅に出たのであった。

シュレック / Shrekのレビュー・評価・感想

シュレック / Shrek
9

吹替がいい。

美醜の問題を扱った中で、一番納得できる終わりだったかなと思いました。
シュレックは、フィオナ姫のことをどっちの姿でも関係ないという感じで、いい男だなと思いました。あと、声を素晴らしいです。浜ちゃんが、シュレックか、ていうか、関西弁なの?と思ったけど、見てみるとすごく似合っていました。浜ちゃんもなんか偉そうにしてても、優しい感じもしなくもないし、あまり弱みを見せない感じなので、怪物だけど、実は寂しくて、それを見せない感じとよく合ってました。
フィオナ姫の藤原紀香も、ちよっと作ったような、女です感を出した喋り方がお姫様には合ってるなと思いました。
そして、やっぱり山寺さんです。彼はやっぱり天才だなと思います。山寺さんのドンキーを聞いてると、たいしたこと話してなくても面白いし、ドンキーのうるささもよく伝わるし、惨めっぽいところも最高でした。
あと、なんかディズニー批判なのかと思われる演出も良かったです。ちょっと皮肉な感じがディズニーにちょっと飽きてしまった大人にはいい塩梅の映画だと思いました。
それでも、伝えたいテーマはディズニーとそんなに変わりのないロマンスなので、子どもが見ても全然OKだと思いました。

シュレック / Shrek
8

考えさせられるけどくだらなさも沢山、とても笑える映画!

見た目があまり日本人受けしませんが、一度見ればハマる映画です!
人間から恐れられているが心は優しい怪物シュレックが、あるきっかけから仲間たちと共に囚われのフィオナ姫を救う冒険へと出かける、といったストーリーになっています。
ストーリー中にはパロディやコメディ要素がたくさん含まれており、とても笑える内容となっています。
また、主役のシュレックの日本語吹き替え版声優がダウンタウンの浜田さんで、こてこての関西弁で吹き替えをされています。
その関西弁がストーリー内のコメディ部分に独特の味を出していて、より面白くなっています!
登場キャラクターについては、ブサイクだなという感じのキャラクターが多いと思いますが、このブサイクさがとてもいいんです!悪役に関しては、とことん気持ち悪さを醸し出してくれています。
映画中の挿入曲には有名な洋楽が使われていたりして、耳なじみのある曲が多いです。
おとぎの国が舞台になっていますが、使われる曲や登場人物がなんだかアメリカみたいなノリと雰囲気です(笑)。

シュレックは「シュレック2」「シュレック3」「シュレックフォーエバー」と続編が3つあり長編の物語となっています。
全部面白いので、ぜひ見てほしいです!