自分らしさを受け入れることで人生は180度変わる!
火の性質を持つエンバーが、水の性質を持つウェイドに少しずつ心を開いていくシーンが印象に残りました。
家族が違うエレメントから嫌がらせを受けたことで、エレメントシティに不快感を持っているエンバーは、自分の持つ火の性質を嫌っていましたが、ある日、パイプの点検をしていた水の少年ウェイドに出会います。正反対の性質を持つ2人ですが、特性が全く違うからこそ、お互い惹かれあうのだと思いました。これはこの世界を生きている私たちにとっても、重要な学びです。他人と比較することは悪いことではありませんが、皆それぞれ違った素晴らしい個性を持っていることは忘れてはならないと感じました。
自分に自信を持てない人達の背中を押してくれるような内容だと思います。また自分の才能や自分らしさは、自分で気づきにくいですが、他の人から見ると自分の良さが際立っていくのだと学びました。エンバーは、自分の火の性質についてコンプレックスを抱いていましたが、ウェイドの言葉によって、自己自身を認めることができました。
物語の終盤には、自分にしかできない仕事を見つけ、新たな道へと挑戦します。その姿は多くの人の背中を押してくれるでしょう。ありのままの自分に自信がない人や自分に価値がないと思っている人に、ぜひ見て欲しい映画です。