Tame Impala / テーム・インパラ

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Tame Impala / テーム・インパラのレビュー・評価・感想

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Tame Impala / テーム・インパラ
10

10年代を代表するバンド Tame impala

Tame impalaはオーストラリア出身のサイケロックバンドである。フロントマンであるケヴィン・パーカーを中心に据え、世界中で活動をしている。そんな彼らは2010年代を代表するバンドといえるだろう。彼らのキャリアは大きく2つに分ける事ができる。4作のアルバムを発表している彼らだが、前半2作と後半2作ではがらりと異なるカラーを持っている。前半2作では1960年代のサイケデリックを彷彿とさせるようなサウンドが特徴であり、彼から発せられるハイトーンボイスはどこかにジョン・レノンを感じ、ノスタルジーに没入できる。後半2作では電子音を多彩に織り混ぜだクラブサウンドへと変貌を遂げた。21世紀の音楽シーンはロックやポップス一辺倒でなくラップやレゲエ、ハウスにテクノなど様々なジャンルが台頭しており、そんなシーンのなかにもこのアルバム達は溶け込む事が出来たのだ。それ故にとても広い客層から指示を得ている。ケヴィン・パーカーという男の引き出しの多さを感じずにはいられない。
そんな彼らの音源はサブスクや無料の動画サイトなどで聴くことができるので是非一聴してほしい。身も心も彼らの音楽に委ねることはとても容易に思う。