バンドでもクラブでもいける音楽
2021年ごろから活動を始めているWurtS。作詞作曲はもちろんアートワークなども手掛け、セルフプロデュースするスタイルで、「21世紀型のミュージシャン」とも言われている。
楽曲も基本的にはクラブミュージックのように、歌って踊れるポップな聴きやすいものが多いが、中にはメロウで夜にピッタリの楽曲も多い。
例えば「エヴォリューション」はもちろん、「SF東京」は人気曲で都会的な雰囲気のする曲。どちらもそこまでアップテンポではないが、リズムに体を任せられる丁度いいテンポの曲といった感じだ。
また「分かってないよ」は、ファンの中では定番の曲とも言える一曲でアップテンポでライブでは1番盛り上がる。
個人的には、どの曲も聴きやすいテンポでラジオで聴いて一気にファンになった。
音楽活動も研究活動の一環としているのがWurtsという独特の世界観を作り上げているのだろう。活動を通して得た利益は、医療活動やマイノリティの人々の支援にあてるのだそうだ。
WurtSは1人だが、実際のライブではバンドを組んで演奏しておりメンバーとは良い雰囲気で活動している。
中でも目立つのが、DJのウサギで中々重要なポジションに位置している。ライブでも彼が果たす役割は大きい。
音楽だけではなく、音楽を通した研究・活動を展開するというのが21世紀型ミュージシャンと言われる所以ではないだろうか。今後も活躍が楽しみだ。