一青窈

一青窈

一青窈(ひととよう)とは、台湾出身の女性歌手である。台湾人の父と日本人の母との間に生まれた。幼少期は台北で暮らし、幼稚園卒園後に日本での生活を始めた。慶応義塾大学在学中はアカペラサークルに所属し、ストリートライブを行っていた。
ある日、福祉のイベントで歌っている時にスカウトされた。これがきっかけとなり、2003年にシングル『もらい泣き』でデビュー。曲がヒットしただけではなく、裸足で歌う姿も大きな話題となった。日本レコード大賞最優秀新人賞や日本有線大賞最優秀新人賞を受賞し、年末には『第54回NHK紅白歌合戦』に初出場を果たした。
2004年に発売した5枚目のシングル『ハナミズキ』が大ヒット。カラオケでも多くの人に歌われ、自身を代表する曲となった。2006年には自身初となるベストアルバムをリリースし、2008年には日本武道館でライブを開催した。
2015年には、ギタリストの山口周平と結婚し、妊娠中であることを発表した。
2018年に発表された「DAM平成カラオケランキング」では、「ハナミズキ」が1位に選ばれ、同曲が平成を代表するカラオケ人気曲であることが証明された。

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