美女と野獣(2017年の映画)

美女と野獣(2017年の映画)

『美女と野獣』は、2017年に製作されたアメリカ合衆国の映画。フランスの民話『美女と野獣』に基づき1991年に制作されたディズニーの長編アニメーション映画作品『美女と野獣』の実写リメイク作品である。
ベルは本を読むことが好きで教養のある女性だが、村人たちに奇異の目で見られ、なじめないことに悩んでいた。ある日、彼女は野獣と遭遇する。彼は魔女の呪いによって醜い獣の姿に変えられた王子で、魔女が置いていったバラの花びらが散ってしまう前に誰かを愛し、愛されなければ元の姿に戻ることができない身であった。その恐ろしい外見にたじろぎながらも、野獣に心惹かれていくベル。一方の野獣もベルとともに暮らすうちに少しずつ人間の心を取り戻していく。美しい心を持ったベルと野獣の恋の行方を見つめるファンタジーロマンス。監督はビル・コンドン。主演はエマ・ワトソン、ダン・スティーヴンス。
日本では2017年4月21日に全国773スクリーンで公開され、初日2日間で動員数72万9114人、興行収入10億6536万2800円を記録し、週末映画ランキングでは初登場1位となった。

美女と野獣(2017年の映画)のレビュー・評価・感想

美女と野獣(2017年の映画)
8

実写版の再現度の高さ、美しさ!

美女と野獣といえばディズニー映画の中でも人気の高い映画で、アニメ版と実写版がありますが私は特に実写版を好んでよく観ています。とにかく映像が美しく、アニメの再現度が素晴らしいです。見始めたときは野獣の見た目に少し違和感を感じ気になってしまう場面もありましたが、物語が進むにつれそんな事も気にならなくなるぐらい引き込まれていました。私が美女と野獣を好きな1番の理由は自分の芯を強くもち、言わなければいけない事は相手がどのような立場であっても物怖じせずに向かっていくベルの性格に惹かれ、自分もそのような芯の強さを持ちたいと思ったからです。
更に芯が強いだけではなく野獣に対しても、他の人のように野獣の見た目から悪い人だという色眼鏡を通してみるのではなく、野獣の中身を知ろうと寄り添う姿がとても印象的です。それに対して誰にも心を開かず楽しむ気持ちも喜ぶ気持ちも人を好きになるという気持ちも忘れかけていた野獣も少しずつ心を開き、ベルとの時間を楽しみ自分のことよりもベルを優先しベルを守るようになる姿にとても感動しました。そして、外から与えられる影響力の強さを改めて感じた場面でもあります。人の言動で心を殺すことも生かすことも出来るということを忘れないようにしようと思いました。