北斗の拳イチゴ味
1983年から1988年まで週刊少年ジャンプで連載されていた伝説的な作品「北斗の拳」を本家に近い画風で繰り広げられるギャグ作品。
南斗鳳凰拳の使い手である「サウザー」が繰り広げるギャグパロデイは本家と違って腹を抱えて笑える内容であり、本家を知ってると更に面白さが増す。
南斗の他の使い手達も本家と同じだが性格は全く違い、メタい事情や子供っぽさやら、果ては同性愛等、更にはアイドルデビューしたりと滅茶苦茶な内容になってるがそれがバカ受けしてる程である。
ケンシロウやラオウ、トキ等といった本家の主要人物達もギャグテイストになっており、笑いと不遇さが交わっている様になり、北斗4兄弟であり存在すら忘れられたジャギに至っては周囲の環境の影響でまさかの善人になろうとしている様な後継もある。
サウザーが主役を張っていたのだがストーリー要素のある物語に移行してからは出番が激減し、全く登場しない事もあるがそれでも主役である為かインパクトが多い。
ギャグの影響か、死んでも普通に生き返りその度に何度も再登場する事もあり北斗の拳テイストを含んだギャグを最大限にかましている。
これらを纏めると北斗の拳イチゴ味は本家の画風であるが内容は本家をなぞった北斗の拳のギャグと言う事になる。
北斗の拳を知ってる人やこれに触れて北斗の拳を知ろうとしようという人にはオススメできる一品である。