ローン・サバイバー

ローン・サバイバーのレビュー・評価・感想

ローン・サバイバー
9

アメリカ軍ネイビーシールズの実話

アメリカ軍の特殊部隊ネイビーシールズが、ターリバーン指導者の排除を目的としたレッドウイング作戦を実行する実話を基にした作品である。
偵察が任務の為、武器が小火器のみの隊員達は山中でターリバーンの猛烈な攻撃に後退する。1人生き残った隊員が現地の親子に助けられ、村人達の協力により救護部隊の元に到着しヘリで搬送され一命をとりとめることができ、後に手記を残している。
途中感情が揺さぶられ、見終わった後にもう1度オープニングに戻ることで特殊部隊ネイビーシールズの普段の家族との様子や、過酷な訓練などを知ることで、ターリバーン指導者の排除の為にこれだけの命が犠牲になっていることに驚かされ、悲劇の作戦であったと言われる所以でもあるということがわかる。
隊員達が犠牲になっていく中で、マーフィ大尉が高地に立ち上がり敵に撃たれながらも衛星電話で救護部隊に連絡を試みる姿は、いつまでも脳裏に焼き付く。
生き残った隊員が村人達に助けられる場面には、こちらが救われる。あれだけの強力な武器を大量に準備、所持することができるというのはターリバーンに限らずとても恐ろしいことであるが、映画を観ることで「こんなことがあったのだ」ということを多くの人に知ってもらえたらと思う。

ローン・サバイバー
10

レッド・ウィング作戦を成功した4人の壮絶物語

国際テロ組織アル・カイダの重要工作員シャーの暗殺計画(レッド・ウィング作戦)のためにアフガニスタンへ赴き、窮地から唯一生き残った兵士の実話を映画にした作品。
レッド・ウィング作戦には、アクセルソン、ディーツ、マーフィ、ラトレルの4名が特別偵察班として任命された。
偵察拠点でシャーを確認したら、リック・ジェームズという隠語を使い、シールズ・海兵隊が動き出す作戦だった。
しかし、偵察拠点は電波が悪がゆえ、シャーを確認することができなかった。
ラトレル、マーフィーはシャーを探し、アクセルソンが見張りをすることにした。
そしてマーフィーはシャーを確認し、リック・ジェームズだということを本部に伝えようとしたが、電波が悪く伝えることができなかった。
少し休憩することにし、草むらに隠れて休憩していると3ヤギの群れを率いる3人に遭遇してしまう。
その3人を捕虜としたが、解放してしまう。
そして、3人の捕虜によりマーフィーたちがタリバンの兵士に見つかってしまう。
タリバンの兵士たちと銃撃戦になってしまう。
タリバンの兵士には数の差が圧倒的で退却することとした。銃弾を受けながらもなんとか退却しようとする4人でしたが、すぐに追いつかれてしまった。
しかしディーツは激しい損傷をおっており、タリバン兵につかまってしまい殺されてしまった。
ディーツが殺されたことに怒りを覚えた3人は、タリバンへに反撃することとした。
タリバン兵を倒していく中、なんとかマーフィーは通信手段を得る方法を考えていた。
見晴らしのいい場所でマーフィーは、本部と通信することができたが、背後からタリバン兵に銃撃され殺されてしまった。
その時、軍のヘリ2機が助けに来たが1機が銃撃され墜落してしまい、もう1機は去ってしまった。
そんな中、アクセルソンを襲うタリバン兵、歩くこともままならない状態であった。そして、アクセルソンは頭を打たれ殺されてしまった。
ラトレルもタリバン兵から逃げ切るのがやっとの状態。
岩陰に隠れ身を隠しているとタリバン兵は去っていった。
湖を見つけ水を見つけると、水を飲んでいると、現地の人によりラトレルを客として扱った。
しかし2名のタリバン兵が来たことにより、ラトレルが外へ連れて行かれた。
タリバン兵に対し、現地の人は数で圧倒し、銃を構え抵抗した。
タリバン兵はラトレルを殺すことをあきらめ、皆殺しに来るという言葉を残し、去っていった。
後日タリバン兵の集団が村を襲いに来た。現地人とタリバン兵との間で激しい銃撃戦が始まった。
瀕死の状態の中ラトレルも必死に戦った。
そんな中、米軍の特殊部隊が応戦し圧倒的な力でタリバン兵を制圧した。