名探偵コナン 迷宮の十字路

名探偵コナン 迷宮の十字路のレビュー・評価・感想

名探偵コナン 迷宮の十字路
10

1度聴いただけで一目惚れしてしまう神曲に注目

倉木麻衣が歌う「Time After Time 〜花舞う街で」は、コナンファンのなかでも、ダントツで愛されている曲です。劇中のこの主題歌の入り方が絶妙で、イントロの切ない春のサクラをイメージした曲調が作品ととても合っていて、長い年月が経っていても変わらずファンからの支持が高い主題歌です。
作品では、新一と蘭の切ない気持ちや平次と和葉の気持ちを取り扱っているのですが、その気持ちに寄り添ってくれる曲なのです。春を感じられて、温かい曲調やメロディーラインに加えて、倉木麻衣さんの透き通るような歌声が作品とぴったり。1度聴いただけで、誰もが神曲だと感じるコナンの中ではトップを争うくらいの支持を得ています。
「Time After Time 〜花舞う街で」を聴くと『迷宮の十字路』が見たくなるし、春になると「Time After Time 〜花舞う街で」が聴きたくなったりと、コナンの世界だけではなく、桜をみたり、春が来たり、京都に行った時など、私生活にも溶け込んで、ついつい聴きたくなる。コナンファンにとってはそんな位置付けにもなるほどの名曲です。「Time After Time 〜花舞う街で」、そして迷宮の十字路、どちらも絶対に観て聴いてほしいです!

名探偵コナン 迷宮の十字路
10

舞台は美しく幻想的な京都!神秘とミステリーが交差するストーリーが今始まる!

東京、大阪、京都で翁の能面を被った犯人による殺人事件が起こった。警視庁、大阪府警、京都府警での合同捜査が始まり、殺された5人が窃盗団「源氏蛍」のメンバーであることが判明。源氏蛍は首領の義経、部下は弁慶以下で義経の家来の名前がコードネームとなっている。全員が義経記を持っているが、殺されたメンバーは義経記を持ち去られていた。残りの源氏蛍のメンバーは義経、弁慶、伊勢三郎の3名となる。
一方、小五郎は山能寺の僧侶である竜円から依頼を受け、コナンと蘭・園子を連れて京都に向かっていた。山能寺では8年前、薬師如来像が盗まれてしまった。しかし先日、その仏像のありかを示す謎の手紙が差出人不明で山能寺に届き、小五郎はその暗号の解読で呼ばれたのだ。 山能寺には和尚の円海、古美術商の桜正造、能役者の水尾春太郎、古書店店主の西条大河も居合わせた。
コナンは京都を捜査中に服部平次と出会う。平次も源氏蛍の事件を追っていたため、二人で捜査をすることに。服部は最近京都に通い、幼いころに出会った女性を探していることをコナンに話す。捜査中に何者かが服部を弓矢で襲う。また、一行が宴会を開いているお茶屋で桜が何者かに殺されてしまう。
果たして犯人は一体誰なのか?そして服部は初恋の女性を見つけることが出来るのか?幻想的で淡く神秘的なミステリーが、今ここで始まる。