アニメで町おこし狙い▶︎失敗した町まとめw
世界でも大人気の日本のアニメでは、その人気の高さから町おこしができるほど影響力が出ることもあります。現に、誰も知らない&誰も来ない町や村に、数多くのファンが訪れ、結果的にウン十億円の経済効果を出したところもあるのです。しかし当然ながら、その陰ではアニメが放送されたにもかかわらず、結局町おこしに失敗してしまった町が多々あるのです。
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『輪廻のラグランジェ』とは2012年1月より読売テレビほかにて放送が開始された、ロボットアニメシリーズ作品の事である。2012年の1月から3月まで第1期として12話が、7月から9月まで『輪廻のラグランジェ season2』のタイトルで12話が放送された。通称は『ラグりん』。千葉県鴨川市が作品の舞台となっており、実在の風景をもとにした背景画が使用されている。素粒子と素粒子物理学の発展によって栄えてきた世界で、新たな素粒子であるウォクス粒子が発見される。その素粒子をもとにして開発されたロボットのオービッドが開発された。オービッドの暴走によって文明が滅亡した2万年後の世界で話が展開していく。
キャラクターは悪くないです。むしろかなり良いです。
主人公のまどかが守りたい人達と世界が具体的に描かれているのも、好感がもてると思います。健全な明るさが非常に可愛らしく、声優の初々しい演技と相まって、好きな人はハマるキャラだと思います。
ランは、まどかに対する忠犬っぷりが微笑ましく、そしてドジっ子属性含め色々とポンコツ気味なのが可愛らしいです。「腹に一物ならぬ腹にメモリアを抱えるムギナミのしたたかさあってこそ際立つ、ランのポンコツ具合が魅力的」と言えなくもなく、そういう意味ではまどか、ラン、ムギナミの関係性は実によく考えられていると思います。
そう思えるからこそ、なんだかスケールだけはやたらデカいSFもどきの世界に飛んでいってしまったような、本作に対するガッカリ感が凄まじいです。
敵が攻めてこようとピンチに陥ろうと、キャラクターはその個性を死なせない。日常時とほとんど変わることがないのです。これは、他作品ではあまり見られないのではないかと思います。
シリアスな状況で不自然なほど通常営業なキャラクター間の会話はかえって自然で、その奇妙な空間こそが本作の魅力なのだと思います。
そのキャラクターの面白味を半減させてまでストーリーを中心にもってくる必要は、なかったように思います。ストーリーの土台である世界観や世界情勢の設定はあまりにも不透明なので、全然ストーリーが頭に入ってこないです。