アクション洋画感想
1995年に公開されたアクション映画で、ブルース・ウィリス氏の代表作「ダイ・ハード」シリーズの第3作めにあたります。
主なあらすじは1作目に登場した犯罪者ハンスの兄から数々のデス・トラップを仕掛けられたジョン・マクレーンが偶然巻き込まれる羽目になった家電修理店を営むゼウスを相棒にまたも不運なめにあうという流れで、前2作ではクリスマス・イブの日に限って不運にも大事件に巻き込まれ続けたマクレーンが初めてクリスマス以外の場で事件に巻き込まれる形になっています(どちらにしろ運がないのですが…)。
またクリスマス以外にも1作目では高層ビル、2作目では空港と限られたエリアで戦ってきたのに対し、本作ではニューヨーク中を駆け回る羽目になったりと、こちらも新たな試みが加えられていて、また、どちらかと言えばマクレーンというよりゼウスの方が巻き込まれた不運な役回りの印象が強まっています。
このように本作では1~2作目にはなかった数々の新機軸が盛り込まれていますが、やはり2作続いた「主人公がクリスマスに不運な目にあう」というイメージがファンの間で根強かったのか、4作目にいたるまで10年以上の空白期間になってしまったのが残念な結果といえますが、本作単体で観た場合、マクレーンとゼウスの凸凹コンビぶりはこれはこれでいい味を出してると思いました。