裏切りのサーカス
『裏切りのサーカス』(原題:Tinker Tailor Soldier Spy)とは、2011年に公開されたイギリス・フランス・ドイツ合作のスパイ映画である。ジョン・ル・カレの1974年の小説『ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ』を原作とし、トーマス・アルフレッドソンが監督、ブリジット・オコナーとピーター・ストローハンが脚本を務めた。ゲイリー・オールドマンが主人公のジョージ・スマイリーを演じ、コリン・ファース、トム・ハーディ、ジョン・ハート、トビー・ジョーンズ、マーク・ストロング、ベネディクト・カンバーバッチらが共演した。第68回ヴェネツィア国際映画祭のコンペティション部門で初公開され、アカデミー賞3部門にノミネートされるなど高い評価を受けた。日本ではR15+指定。
物語の舞台は1970年代の冷戦下。イギリス秘密情報部(サーカス)の組織内部に潜むソ連の二重スパイ(もぐら)の存在をめぐり、情報戦が繰り広げられる。作戦失敗の責任をとって引退に追い込まれていた元高官スマイリーは、サーカス内部の潜入調査を極秘裏に依頼される。幹部たちに付けられたコードネームを基に容疑者を絞り込んだスマイリーは、緻密な追跡の末にもぐらの正体を暴いていく。
緊迫した心理戦と静謐な演出が特徴であり、イギリスでは興行収入3週連続1位を記録したほか、批評家からも広く好意的に受け入れられた。
- 総合評価7.0点
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