男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花

男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花

『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花』(おとこはつらいよ とらじろうハイビスカスのはな)とは、1980年8月2日に公開された日本映画。山田洋次監督による「男はつらいよ」シリーズの第25作目であり、浅丘ルリ子演じるマドンナ・リリーが登場する通称「リリー三部作」の完結篇にあたる。
沖縄で病に倒れたリリーからの速達を受けた車寅次郎が、飛行機嫌いを克服して現地へ駆けつけるところから物語は展開する。寅次郎の熱心な看病により回復したリリーは、沖縄の漁師町で寅次郎と暮らし始めるが、二人の関係はどこか煮え切らず大喧嘩へと発展し、リリーは姿を消してしまう。その後、柴又のとらやで再会した二人は互いへの想いを残しつつも素直になれず、それぞれの旅路へ戻るが、ラストシーンでは旅先のバス停で偶然再会し、爽やかに共に旅立つ姿が描かれる。
観客動員数206万3千人を記録した本作は、第4回日本アカデミー賞最優秀脚本賞(山田洋次・朝間義隆)や最優秀主演女優賞(倍賞千恵子)を受賞するなど高く評価された。シリーズ屈指の人気作として知られ、後年の視聴者投票でも高い支持を獲得したほか、寅次郎とリリーの絆を鮮烈に描いた傑作として知られている

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