The Last Witch Hunter / ラスト・ウィッチ・ハンター

The Last Witch Hunter / ラスト・ウィッチ・ハンターのレビュー・評価・感想

The Last Witch Hunter / ラスト・ウィッチ・ハンター
7

不思議な世界が堪能できます。

コールダーと言う魔女ハンターの話でヴィン・ディーゼルが主演。

この映画の素晴らしいところは何と言っても特殊メイク。魔女たちが登場するのですが、グロテスクでおどろおどろしい感じが非常に生々しい感じでした。
最近ではゾンビ的な映画も流行っていますが、血糊の感じや肌の黒ずんだ感じ、はたまたとどめを刺されて朽ちていく感じなど びっくりするくらい繊細でした。コールダーの心臓がドクドクして動いてるところも、息をのむ瞬間でした。

最初のコールダーが呪いをかけられて不死身の身体を手に入れるとは、意外にも良いふうに呪いをかけられてるなと最初は感じましたが、ラストで納得しました。彼はただ心臓を持ち運ぶということだけを目当てにそのようにされたということだったんです。
このように最後まで見ないとなかなか謎が解けないようなところがありストーリーも面白い。裏切りものも腹立ちますし、ハラハラしました。
それから魔術を使って、天災や食べ物を造り出す所は奇想天外でアイデアも予想外。神秘的なアイテムが見ている視聴者としても楽しめました。
コールダーの落ち着き払った雰囲気と、低い声がとても男らしくて素敵です。

この映画は2作目があるようですが、そちらもぜひ見たいと感じました。