プレデター2 / Predator 2

プレデター2 / Predator 2のレビュー・評価・感想

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プレデター2 / Predator 2
7

ガジェット満載でパワフルな続編

前作の「プレデター」は、ジャングルで宇宙生物プレデターが大暴れする映画でしたが、今作はその手の続編の定石通りにプレデター都会へ、という内容になっています。監督のスティーヴン・ホプキンスはハッタリの効いた展開と派手な視覚描写に長けた監督で、監督の人選と題材が非常にマッチした一作に仕上がりました。
舞台のロサンゼルスは、ジャマイカ系とコロンビア系のマフィアの血みどろの麻薬戦争の真っ最中で、そこに得物を求めて都会へ出てきたプレデターが大暴れする展開を迎えます。ダニー・グローバー扮する、血の気の多過ぎる直情型刑事が癖の強い相棒たちとぐいぐいお話を引っ張る一方、前作のジャングルで大暴れした時点からエイリアンの存在を嗅ぎつけていたFBIの特殊部隊も絡んできて、ハイテク装置を駆使してプレデターと派手な対決を繰り広げたりと、映画を面白くするためなら何でもする、と言わんばかりの各種ガジェットをごった煮にぶち込んだ、飽きる暇のない作品になったと思います。
ブードゥーを信奉するジャマイカ系のマフィアが霊的なスピリットでプレデターを感知したり、FBIの装備する対プレデター用のハイテク装置といったガジェットが、いちいち派手で秀逸です。ジャングルでの特殊部隊とプレデターの対決をストイックに描いた1作目と、作風的にも良い対比になっていると思います。
もう30年近く前の映画なので今となっては古い映画ですが、未だ暇潰しには十分耐える派手さのある一作です。個人的には1作目よりも愛着のある映画です。

プレデター2 / Predator 2
8

都会での戦い

1は、ジャングルでの戦いでしたが、今回は都会です。
都会の警察?麻薬取締官らがプレデターを追うという話でした。
プレデターは戦闘民族だから、ジャングルとかに着陸した方が戦士がいそうなのに、なんで都会に降り立ったのでしょう。
そこらの説明もあったかもですが、よく覚えてません。
プレデターに狩られる人間、普段は動物を狩ってばかりの人間もびっくりでしょう。
なんか、武器は見た感じ、大したことないんですよね。作られた時代のせいでしょうか。
プレデターの星ではかっこよさは二の次、三の次だからでしょうか。
まあ、プレデターたちは狩を楽しみたいのだから、銃とかより、自らの手で感のある武器が好きなのでしょう。
今回は前回のことでプレデターを知ってるチームとかも出てきます。
それに、都会での戦いで電車とかでも戦うのでおもしろいです。
個人的には2の方が好きかなと思います。
プレデターは戦士と戦いたいというこまったさんですが、なんか戦士としての美学があってなかなかおもしろい種族だなと思います。
最後、いろいろな星の頭蓋骨コレクションとかが出てきたのには驚きました。
プレデターは地球以外も襲っていたんですね。マニアっぽい遊び心だなと思いました。