ジオストーム / Geostorm

ジオストーム / Geostormのレビュー・評価・感想

ジオストーム / Geostorm
7

迫力あるアクション系の洋画を求めるならこれ!

地球の各地で起きる異常な大災害の中、3人の家族が命懸けで逃げきるシーンは見ているこっちをハラハラさせるほどの迫力です!実際に現実でも起こりうることなんじゃないかと思えてしまうほどリアルな描写で、ついつい圧倒されてしまいます。
海全体を凍らせてしまうほどの寒波が押し寄せてきたり、地中からマグマが上昇してきて大規模な地割れが発生したり、さらには上空で異常な規模の雷雲が迫り地上には無数の稲妻が降り注いだりと、迫力満点です。また、この異常気象には人間の黒幕がいて、戦う相手は実は人間だったりと、まさかの展開です。最終的には大災害の中で無事に生き残ることができるのですが、それまでには数々の場面で彼らの家族の強い絆を感じられます!
どういう訳か優先避難民として認定された3人の家族は指定された避難所へと向かうはずでした。が、息子が病人であるという理由で避難所へ向かうことを拒否されてしまいます。待っていたのは、優先避難民として認定されなかった人達と、認定されたが拒否された家族との生き残りをかけた生々しい闘いでした。一度は離れ離れになってしまった3人でしたが、その固く結ばれた絆のように再び会うことができました。
この映画を通じて、家族との絆を再認識できた気がしました。家族の固い絆を感じさせられるSFアクション映画となっています。興味のある方はぜひご視聴してみてください!!

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7

天気を操るって

世界に終わりが来るかもって映画はよくあります。
2012とかの終末観もすごかったけど、この映画の異常気象の映像もなかなかよかったです。
環境破壊がその原因だし、結構リアリティがあることなのかもしれません。
てか、そんな世界になったら日本なんてすぐ沈没だろうなと思いました。
でも、それを解決するために取る手段が天気を操っちゃおうぜって、それはいいことですか。
今まで地球に手を出しすぎてこんなことになったのに、また科学を使って天気を操るとか、ワンピースでもアラバスタ編で天気を操ることの弊害をいっていたのに、それは常識じゃないのかなとちょっと違和感を感じました。
そして、その天気を操る衛星が暴走して、それを止めなきゃってほんとバカな話です。
予告とか見てると天災かと思ったけど人災でしたねって感じです。
でも、バカなアクション映画としておもしろいものでした。
アルマゲドンは、自己犠牲で地球を救ったけど、この映画では死なないし、見た後、嫌な気持ちにもならないです。実は、環境問題以外にも、政治とか国際協調とかいろんな話が詰め込まれている作品です。
その割には、そんなに長くないし、いろいろつっこみながら、楽しめた映画でした。