いじめに恐怖を感じる人は観ないで下さい。
いじめがエスカレートしていくと、命に関わることが思いっきり分かるお話になっています。
これは映画というよりは、ホームビデオを見ている感覚と言った方が近いと思います。
親の愛を知らないような大学生が数人集まり、自分達の気に入らない子を嘘ついて呼び出し、ジワジワと追い詰めて命を奪っていくような話なので、ちょっとこれは18禁で目を背けたくなるような話ではないかと。
正常な人が観ると、異常すぎる考え方や行動が、幽霊とは別の恐怖を凄く与えられます。
これはホラー映画ではあるのでしょうけど、特殊なホラー。恐怖映画と言った感じです。
ただ、計画して子供達が数人で何かしてることを、本当に気付かないのだろうか…?とも疑問はありますが、それだけ親から見放されてるのだろうという、複雑な家庭環境についても考えさせられる映画でもありました。
いじめられた経験がある人が観るには、ちょっと辛くて怖い映画には間違いありません。
この映画は、サイコパスなことが好きな人が好むのではないかと思いますし、世の中にあまり出していいような内容ではない気がする映画でした。
タイトルからすると、箱に閉じ込められて脱出する間の恐怖なのかと思っていましたが、それが意味するものを知った時、流石にこれは怖すぎると思いました。