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サンタさんの誕生
誰もが知っているサンタクロースの誕生秘話を描いている作品でした。
あまり、よく内容も知らずに見たので、びっくりしました。確かに、なんでサンタは煙突から入るのかとか、どうやっておもちゃを配っているのとか、疑問に思えば疑問は山ほど出てくる存在だと思います、サンタさんって。
そんな疑問に答えていく作品で、子供たちも楽しいだろうなと思いました。
でも、子供向けかといえば、そんなことはなく、大人も楽しく見ることができました。
最初、これは手紙に関する物語だというナレーションが入り、郵便配達員学校みたいなのが出てきます。
一体、なんの話だろうと思っていると、主人公が陰気な村に飛ばされて、そこでおもちゃ職人と出会って、手紙でおもちゃの注文をみたいになって、どんどんクリスマス映画らしくなる展開に、おもしろいなと思いました。
主人公の男の人がほんとダメなボンボンぽくて、調子こいている感じが好きだし、おもちゃ職人とのコンビネーションも好きなタイプのものでした。
もともと、主人公が、自分に課せられた課題を達成するために、手を組んだ2人だけど、結局win-winの関係ですし、2人だけでなく、周りの人々にとってもいい結果をもたらしているところが、クリスマス映画ぽくていいなと思いました。
見ていて、ニンマリしてしまう、いい映画でした。