ラストレター

ラストレターのレビュー・評価・感想

ラストレター
10

手紙の意味は深い

「ラストレター」どんなストーリーか気になる人はいるでしょう?

けれどもこの映画は小説のように、考えさせられる感じで、主人公の気持ちが理解できます!
特に感情移入されますね。

この映画は、一人一人の個人に深く焦点を当てられ、そこから回想シーンに移り変わっていくような感じです。
『君の膵臓を食べたい』の感じのシーンに少し似てるかもしれません。
もともとこれも原作なので、小説を読んだことがある方は分かるかもしれません。
手紙のシーンが現代と過去のシーンで写し出され、なぜラストレターなのかが分かるようになっています。

若い人たちも、共感できる涙溢れる感動ストーリーでした。

「ラストレター」を見て、最後はやはりそうなるかという感じでしたね!
手紙系の映画は感動溢れていて、涙がでるんですよ!
姉のみさきの手紙を娘の広瀬すず演じる鮎美が取り出し、福山雅治演じる、乙坂に伝えます。
「これは宝物であった」と言います。鮎美自身も、何度も何度もその手紙を読み返し、本も読みます。
「もう少し早く来てくれてたら、迎えに来てくれると信じてたと」と寂しそうに言うのですが、やはりそこは泣けます。
最後のシーンのラストはみさきが生徒会長の時に卒業式に読むときの原稿を鮎美が声に出して読み、そこでストーリーが終わります。
小説的な部分がやはりあるので、若い世代からも支持はされるが、年齢層が高い人はとても気になる作品かもです。

ラストレター
5

私はあまり得意ではないが

恋愛ものはやっぱり苦手だなと思いました。福山雅治だからいいけど、普通のおっさんが昔好きだった人に手紙を出し続けるって、気持ち悪いと思います。松たかこも、手紙を出して、ストーカーぽいです。でも、まあ、恋愛に酔ってるときってそんなものかもしれません。旦那が可愛そうな気もします。まあ、娘というものは夢見心地な年齢でもあるし、ロマンティックな文通に協力してしまうのかもしれないです。昔の話で、昔好きな人に言われたことがその後の仕事を決めたというエピソードは、そういうことあるよねと、共感できました。ただ、本が好きだからとかではなく、そのことを褒められたことで、その道に進むなんて、素敵な人生を歩んでるなと思います。あと、亡くなった姉の娘姉妹が、昔の主人公姉妹を演じてますが、きちんと違う人に見えました。とくに、森さんは上手いと思いました。一昔前の青春、私には青春がなかったのであまりわかりませんが、ああいう青春があったらなあと感じる甘酸っぱさはありました。あと、いまどき、手紙かという点は、旦那にメールを見られて、、とか一応理由があって良かったのではないでしょうか。私はあまり得意な部類の映画ではないが、ロマンティックな話が好きな人にはおもしろい作品だとおもいます。