兄友

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兄友
9

ピュアな高校生の恋愛ストーリー

この物語の主人公となるのは西野壮太(横浜流星)ですが、彼はイケメンなのに女の子に免疫がありません。そんなある日、ドSの友人である七瀬雪絋(古川毅)の家を訪れた際に、壮太は雪絋の妹である、まい(松風理咲)と出会います。そこで、壮太は、まいに対して一目惚れしてしまうのです。壮太は、雪絋に対して、「雪絋の妹さん可愛いな」というのです。ところが、二人の部屋の壁はとても薄く、話が筒付けで、その声がまいに聞こえます。そんなことがあり、壮太とまいは距離を縮め始めます。しかし、壮太の従姉妹である加賀樹(松岡広大)も、試験の際にまいから、お弁当をゆづりうけるなどの親切を受けて、舞に恋してしまいます。
ここから、壮太と樹の恋のバトルが始まります。樹は、壮太に対して宣戦布告します。壮太は彼女のご機嫌を取ろうと100円均一ショップに誘います。そこでは、舞はとても喜びます。その帰り道には、樹と遭遇することになりますが、突然豪雨が振り出し、電車が止まってしまったため、壮太の家に3人が宿泊することとなります。そんな中、樹は、壮太のことを挑発し続けます。そんな、樹の気持ちを知らないまいは、壮太が不安になることをたくさんしてしまうのです。そんな中、家は停電してしまいます。暗闇の中に現れた男性に対して、まいは告白をしますが、実はその男性は樹なのです。それ以来、まいと壮太は距離を置くようになります。まいの壮太に対する真剣な気持ちを知った樹は、まいにたいして壮太に合いに行くことを勧めます。まいは、壮太の元に走ります。壮太の元についたまいは、相太に嫌われても自分が荘太が好きである気持ちが変わらないことを伝えて走り去ってしまうのです。壮太は彼女を追いかけて、二人の愛を確かめ合い、二人は結ばれます。最後のシーンでは、まいの部屋に荘太が行くのですが、隣にいるはずの兄の声がはっきり聞こえます。「えっ、こんなに聞こえるの?じゃあ、あの時の会話も」と壮太はいいます。まいは、ゆっくりとうなずくのです。