男はつらいよ 奮闘篇

男はつらいよ 奮闘篇

『男はつらいよ 奮闘篇』(おとこはつらいよ ふんとうへん)とは、1971年4月28日に公開された日本映画。男はつらいよシリーズの第7作である。監督は山田洋次が務め、本作で初めて脚本に参加した朝間義隆は以降のシリーズでも共同執筆を手掛けることになった。また、本作での演出により山田洋次が第26回毎日映画コンクール監督賞を受賞している。
物語は、集団就職で上京する若者を車寅次郎が励ますドキュメンタリー風の映像から幕を開ける。ある日、寅次郎の産みの親であるお菊がとらやを訪れ、寅次郎の相変わらずの素行を激しく非難するが、寅次郎をかばうさくらの愛情深い態度に涙ぐむ。居心地が悪くなった寅次郎はすぐに旅立ち、静岡県で軽度の知的障害を持つ津軽訛りの少女・花子と出会う。故郷の青森に帰りたいという花子に交通費を渡して別れたものの、数日後、花子はとらやにやってくる。寅次郎は花子の面倒を見ると言い張り、ついには結婚を意識し始めるが、花子の小学校時代の教師である福士先生が身元引受人として迎えに来て、花子を連れて津軽へと帰ってしまう。ショックを受けた寅次郎は一時行方をくらまし、遺書のような手紙が届いたことでさくらは不安を抱えながら青森の驫木へと向かう。現地で元気に働く花子の姿を確認し、笑みを浮かべる寅次郎の姿を見つけて安堵するという、温かみと哀愁が入り混じった人情ドラマが描かれている。

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