ももへの手紙

ももへの手紙

『ももへの手紙』とは、プロダクションI.Gが制作し、沖浦啓之が監督・脚本・原案を手掛けた日本の長編アニメーション映画である。沖浦にとって前作『人狼 JIN-ROH』以来12年ぶりとなる監督作であり、オリジナルとしては初の劇場アニメとして約7年の歳月をかけて制作され、2012年4月21日に公開された。
風光明媚な瀬戸内海の島を舞台に、父親を亡くした11歳の少女・宮浦もも(みやうら もも)が体験するひと夏の日々を描いている。父親が遺した「ももへ」という書きかけの言葉だけで途切れた手紙を胸に、母のいく子と共に都会から汐島へ引っ越してきたももは、父の死を受け入れられず新しい環境にも馴染めずにいた。そんなある日、屋根裏で見つけた古めかしい本をきっかけに、彼女の前にイワ、カワ、マメという3匹の個性的な妖怪が現れる。人間の目には見えない彼らは、実は「見守り組」という大切な使命を持って人間界にやってきた存在だった。最初は戸惑いながらも妖怪たちとの奇妙な共同生活を送るうちに、ももは少しずつ心を開いていく。
本作は文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞をはじめ、ニューヨーク国際児童映画祭での日本映画初となる長編大賞、ファンタジア国際映画祭ベストアニメーション映画観客賞など、国内外の数多くの映画賞を受賞した。さらに第36回日本アカデミー賞の優秀アニメーション作品賞に選ばれるなど、少女と妖怪の心温まる交流と家族の絆を描いた名作として高く評価されている。

ももへの手紙のレビュー・評価・感想

ももへの手紙
5

妖怪たちが、、、

父を亡くした女の子ももが、母親と一緒に島に引っ越して、妖怪からの見守りの中、成長するみたいな話です。身近な人を亡くしたひとのところに妖怪が来るみたいな設定なのですが、なんかそこにいわれというか由来があるのか、よくわかりませんでした。映画で説明してるのかもですが、よくわからなかったです。結局あれは子どもの妄想なのかな、でも、食料とか減ってたし、不思議なことも起こってたし、とかを考え込んでしまいました。なぜかというか、なんか、3匹の妖怪が役にたってないなと思ったからです。奴らがもの食べたりするせいで、疑われたりしてるし、島の子たちがいて、別に妖怪が友達の代わりってわけでもなさそうだし、結局何だったのかなと思いました。もう少し、彼らの存在理由をつめてほしいです。ももちゃんとお母さんはよかったです。夫が死に、仕事も大変、ほんとは余裕ないのに、子どもの前ではニコニコしようとするお母さんも、父親に最後、嫌なことを言ってしまい、なかなか明るくなれないもももちゃんにもとても共感できました。父からの手紙の謎が解けたはいいことだなと思いつつ、結局何かはわからないというオチでも、感慨深かったかなと思いました。