フローズン

フローズンのレビュー・評価・感想

New Review
フローズン
7

確かに、スキー場にはいけない

もうスキー場にはいけないとのキャッチコピーの通り、確かにもうスキー場にはいきたくないなと思いました。
リフトに乗るとき、だれもがふと思う、ここに取り残されたらどうしようということが起きたというホラー作品です。
リフトってなんとなく怖い感じがするけど、あそこに取り残されるなんて最悪です。
まず、寒すぎるし、いつ助けが来るかわかんないし、すごく怖かったと思います。
私があの立場ならどうするだろうと、映画をみながら考えてしまいました。
3人が取り残されたときには、ああ、始まったなと思いました。
ここからどんどん怖く嫌な展開になっていくんだろうなと思ってみていたら、案の定、下に飛び降りれば、骨折するし(痛いっ!)、オオカミは来るし、手の凍傷はひどくなるしで、おしっこを漏らしちゃうし、恐ろしいし痛かったです。
オオカミが出てきたときは、もうやめてと思いました。
スキー場にオオカミっているもんなの?とかだいたい、携帯電話はもってないんかいとかツッコミどころもありますが、そうやってツッコミながら見るのがまたおもしろかったです。
ワンシチュエーションホラーとして、よくできていたと思います。
ただ、骨折のくだりとかオオカミに食われるところが結構グロいので、そういうのが苦手な人には向かないかもしれません。

フローズン
8

スキー場には行きたくない。

雪山スキー場のリフトに取り残されるといういやーなホラーです。
なんとかそこから脱出しようとするのですが、3人のうち、2人は悲惨な目に遭います。それが本当にグロくて、見ていて気持ち悪くなりました。
ていうか、リフトってそんなに高いところを通るのですね。私はスキーをしないので、全然知らないのですが、もうスキー場には行きたくありません。狼まで出てくるし、手は凍るし、最悪です。リフトに人が乗ってないか、もっとちゃんと確認しろ!と叫びたいです。映画の中で女の子が我慢できず粗相をして泣くというのが出てきますが、恥ずかしいとかそういうことではなく、濡れたズボンなんてそこから冷えが襲ってきそうで嫌です。漏らしたら凍死するのではと思ってしまいました。こういうワンシチュエーション・ホラーってともすれば単調になりそうですが、寒さだけでない恐怖も描いてなかなか面白い作品になっていると思います。狼表現は直接的な表現もあるし、怖いです。やはり、食べられる恐怖が一番怖いと思います。
本当にこんなことあるのかとか、携帯を携帯していなかったのかとか、ツッコミどころもありますが、スキー場が怖くなるほど、怖い作品ですのでオススメです。