大東京ビンボー生活マニュアル

大東京ビンボー生活マニュアル

『大東京ビンボー生活マニュアル』』(だいとうきょうビンボーせいかつマニュアル)とは、前川つかさによる漫画作品である。1986年から1989年まで講談社の『モーニング』にて連載された。1986年に『別冊モーニング』で『大東京ビンボー生活カタログ』のタイトルで読切が2話掲載された後、同誌での連載へと発展した。基本的に1話4ページの1話完結形式で描かれ、単行本は全5巻が刊行されている。
東京都杉並区の住宅街に建つボロアパート「平和荘」に暮らす青年の「コースケ」を主人公とし、バブル経済の全盛期という世情のなかで、貧乏でありながらも知恵を絞りながら日々の生活を心から楽しむ姿や、周囲の人々との季節感あふれる日常の交流を描いている。作中に登場する店舗や施設は実名で描かれているが、のちの2011年の復刊時にはその大部分が現存していないため、コマの外側に注釈が添えられるようになった。作者自身は小津安二郎の映画『東京物語』から強い影響を受けたと語っており、物語全体の空気感や描写を重視した作風となっている。

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