プライドと偏見 / Pride & Prejudice

プライドと偏見 / Pride & Prejudiceのレビュー・評価・感想

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プライドと偏見 / Pride & Prejudice
8

いにしえのラブストーリー。でも胸きゅん!

18世紀イギリスの田舎町で暮らす姉妹の近所にお金持ちの男性が引っ越してきて、というきっかけで始まるラブストーリーです。
オースティンという女流作家の原作が元になっています。
というと文芸作品特有のかたっくるしさを思い浮かべそうですが、なかなかどうしてジレジレとしながらも甘いお話で気楽に楽しめます。
主人公は姉妹の2番目で勝気で聡明な美女。面倒見はいいけれど鼻っ柱の強さがたまにキズな感じ。
その相手役は引っ越してきたお金持ちの親友で、やたらとプライドが高くてはっきり言ってイヤな奴。
この2人が最初からお互いちょっと気になるなーという感じなんだけど、やれ家柄が、横槍が、誤解がと様々な障壁によって盛大にすれ違ってしまいます。
ちょいちょい見せ場があって、おっくっつくのかな、と思わせておいて主人公が男のプロポーズを断り、手酷く振ってしまったりとか。
みてるこちっちは何度、えー!?と悶えることか。
途中、姉妹の長女のロマンスも挟まりますが、これも何だか大人しい2人で違う意味でヤキモキさせられます。
美男美女揃い、レトロで華やかなドレス、壮大な風景など画面が美しいのも素晴らしいです。
ある程度長さがありますが、キュンキュン悶えながら見れるのであっという間です。