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かっこつけ
品川ヒロシの半自伝的小説が原作の映画です。不良に憧れた少年が不良仲間になるみたいな話で共感できません。映画の暴力描写は酷すぎます。バットを人を殴るのはそんな普通のことですか。これで、人は簡単に死なねえとか言ってるなんて、ちゃんちゃらおかしいです。たとえば、不良に憧れたといっても、素手で殴り合いしてえとかいって、武器を持ち出すと引いて怖くなってみたいなことなら、まあ、わかります。不良漫画とかも流行っていたし、まあ、憧れるかもしれません。でも、武器持ち出して喧嘩し出したら、傷害、殺人未遂でしょう。品川さんはもう大人だし、テレビも出ているのに、そう言うのをかっこいいと思うひとだとわかりました。嫌いです。それに、自分を投影する役が成宮くんって。全然違うだろと思います。もっと、自分に似たかっこ良くもない人が、かっこつけたくて不良に憧れたというほうが、共感を得られたと思います。あと、そういうコンプラ問題を置いといても、演出がうまいとも思えないし、なぜか、芸人がいっぱい出ているし、身内映画だなと思いました。それにヒロインの意味もわかりません。漫画などはそれなりに売れているし、面白くない話ではないのでしょうから、残念です。