劇場版 ほんとうにあった怖い話 2018

劇場版 ほんとうにあった怖い話 2018

『劇場版ほんとうにあった怖い話2018』とは、2018年9月8日に公開されたホラー映画である。一般投稿で寄せられた数々の恐怖体験を再現ドラマ化する人気心霊オムニバスシリーズの劇場版。ファッションモデルの杉本愛莉鈴、元AKB48の大和田南那、モデルで歌手の三戸なつめがそれぞれ各話の主演を務め、イケメン男装女子として知られるルウトや元9nineの村田寛奈らが共演している。
作品は、音楽を流しながら男女が心中を図った部屋の隣に住む女子大生の恐怖を描いた第1話「音楽」、大学の教室の隅にいる一人の女子学生に声をかけたことから始まる出来事を描いた第2話「孤独な女」、両親を亡くして実家の荷物整理に訪れた夫婦の運命を描く第3話「殺人者」の計3話で構成されており、多彩なキャストを迎えて選りすぐりの恐怖エピソードが映像化されている。

劇場版 ほんとうにあった怖い話 2018のレビュー・評価・感想

劇場版 ほんとうにあった怖い話 2018
7

ほんのろ好きにおすすめ

ほんとうにあった怖い話と言えば、夏のゴールデンタイムに稲垣吾郎が司会を務める特番で有名だが、本作は劇場版である。テーマソングやキャストの配置は見られないが、特番と同様にホラードラマがオムニバス形式で収められている。内容は3話で構成されており、登場人物達の日常に起こった恐怖体験が、「語り」を差し込みながら綴られていく。第1話から第3話まで各話につながりはないが、メインの話は実家にやってきた夫婦を襲う恐怖を描いた第3話だろう。話の展開としては、いわゆる"見えて"しまった登場人物が我を忘れて狂気の行動を取ってしまうというありがちなものである。だが、「ほんのろ」こと、ほんとにあった呪いのビデオをご覧になっている方はその先の展開に更なる楽しみを見出せるはずだ。というのも、第3話が再現ドラマとして終了した後、実際にその体験をした婦人に製作陣がインタビューを試みるのだ。そう、この展開こそ「ほんのろ」の構造である。インタビューを通して何が起こるのか、解き明かされるものは何なのか、分析の先には何が待っているのか。是非ともご覧になっていただきたい。ちなみに監督のKANEDA氏は、ほんとにあった呪いのビデオの監督を務めている。両作品をクロスオーバーして見ていただけると、監督の"定番"も発見することができるだろう。