最悪なる災厄人間に捧ぐ
『最悪なる災厄人間に捧ぐ』(さいあくなるさいやくにんげんにささぐ)とは、ケムコとWaterPhoenixの制作による長編ノベルアドベンチャーゲームである。透明人間とパラレルワールドを題材にしており、2018年8月23日にPlayStation 4用ソフトとして発売された後、Nintendo Switch版やiOS、Android版などの各プラットフォームへ移植された。公式の略称は「さささぐ」。シナリオおよびキャラクターデザインはWaterPhoenix所属のRが担当し、監修には『レイジングループ』などを手掛けたamphibianが参加している。
ストーリーは、周囲の生物やその音が一切認識できなくなる原因不明の症状に襲われ精神病院に入院した少年・豹馬と、誰からも姿を見てもらえず孤独に過ごしてきた「透明人間」の少女・クロの出会いを軸にしたボーイミーツガールとして展開される。ある日、豹馬は透明人間であるはずのクロの姿を見つけて声をかけ、ソフトクリームをご馳走したことをきっかけに2人はお互いの存在を認識し合う。お互いを必要と感じた2人は、普通の人間としての生活に戻るべく寄り添い合って過ごしていく。
しかし、ある日を境にクロが突然5人に分裂し、別の世界の扉が現れたことで物語は大きく動き出す。5人のクロたちは、最初にご馳走したソフトクリームの味が違ったことで分岐した5つのパラレルワールドを行き来し、それぞれの世界の豹馬を幸せにするためにサポートを開始する。性格に個性が表れ始めたクロたちに支えられながら平穏な日常を取り戻していく豹馬だったが、やがて大切な人との別れや繰り返される絶望、そして平行世界や神隠し、全知の石版にまつわる新たな謎が浮上し、不条理で理不尽な災厄が2人に牙を剥いていくこととなる。
- 総合評価8.0点
- 関連記事数0記事
- レビュー数1レビュー
![RENOTE [リノート]](/assets/logo-5688eb3a2f68a41587a2fb8689fbbe2895080c67a7a472e9e76c994871d89e83.png)