菊地成孔

菊地成孔

菊地成孔(きくち なるよし)とは、日本のサクソフォーン奏者、バンドマスター、作曲家、文筆家である。千葉県銚子市出身。1963年6月14日生まれ。作家の菊地秀行を実兄に持つ。
1980年代からジャズ・ミュージシャンとして活動を開始し、数々のバンドやプロジェクトを主導してきた。代表的なグループとして「TIPOGRAPHICA」や「SPANK HAPPY」「DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDEN(DCPRG)」「菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール」「菊地成孔ダブ・セプテット」などが挙げられる。スタジオ・ミュージシャンとしても多くのセッションに参加し、マイルス・デイヴィスやジャン=リュック・ゴダールを敬愛していることで知られる。
音楽活動のほか、東京大学や国立音楽大学、東京芸術大学などで非常勤講師を務めたほか、私塾「私立ペンギン音楽大学」を主宰するなど後進の育成にも尽力した。また、文筆家としても『東京大学のアルバート・アイラー』をはじめとする多数の著書や雑誌連載を手がけており、TBSラジオ『菊地成孔の粋な夜電波』のパーソナリティを務めるなど、音楽業界やメディアの多方面で幅広く活躍している。

菊地成孔のレビュー・評価・感想

菊地成孔
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博覧強記のジャズミュージシャン、文筆家 菊地成孔

菊地成孔はジャズミュージシャン、サックス奏者である。ペペ・トルメント・アスカラール、DC/PRGなど複数のバンドを牽引し、日本人で唯一インパルスレコードと契約。その音楽は「言語を音楽化したもの」と評される。しかし彼の活動はそれだけにとどまらず多方面で活躍している。Spank Happyというデュエットではエレクトロポップ、エレクトロピチカートファイブのようなダンスミュージックを展開。JAZZ DOMMUNISTERSでは大谷能生とともにポエトリーラップめいた質の高いラップも披露。また作詞家として野宮真貴、小泉今日子などに提供。
2011年から2018年まで続いた「菊地成孔の粋な夜電波」はジャズを中心に様々なジャンルの音楽を彼が紹介する番組であり、同時間帯一位を獲得するなどカルト的人気を誇り、毎回番組冒頭で披露される独特の前口上のみで2冊の書籍が出版されるほどである。
さらに文筆家としての活躍もめざましく、これまでにエッセイ「スペインの宇宙食」「歌舞伎町のミッドナイト・フットボール」「サイコロジカル・ボディ・ブルース解凍」「CDは株券ではない」などを上梓。ファッションにも造詣が深く、著書「服は何故音楽を必要とするのか?」の中では学術論文さながらのウォーキングミュージック論を展開。
菊地独特のエロチシズムは我々の普段触れることのないフェテッシュな感覚を愛撫するかのごとく触れてくる。