Lick-G

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Lick-Gは、日本人の父親とイギリス人の母親を持つ日本のヒップホップアーティストである。1999年生まれ。本名は伏見絃。中学時代より楽曲制作やフリースタイルを始め、2015年に自主制作EP『無題』をリリースした。2016年の第9回高校生RAP選手権で準優勝を果たし、無料配信のミックステープなどで評価を高めると、2017年2月に1stアルバム『Trainspotting』をリリースした。当時日本では定着していなかった三連符のリズムを体系的に日本語に落とし込んだスタイルが話題を呼び、iTunes総合チャート入りを果たすなど大きな反響を呼んだ。同年9月には2nd EP『有題』を自主リリースし、12月にはMCバトルトーナメント『THE 罵倒 GRAND CHAMPIONSHIP 2017』で優勝を飾る。2018年初頭にはテレビ朝日の番組『フリースタイルダンジョン』に出演してラスボスを撃破し、賞金100万円を獲得した後にMCバトルを引退した。同年には自主レーベル「Zenknow」を立ち上げて楽曲リリースを行い、約3年間のリリース休止期間を経て、2025年3月に復帰作のシングルを発表し、同年7月11日には2ndアルバム『Anything You Want』をリリースしている。

Lick-Gのレビュー・評価・感想

Lick-G
9

時代の最先端をゆく天才ラッパー

今回私が紹介するアーティストは、Lick-Gだ。Lick-Gは最先端をゆくHIPHOPアーティストで、HIPHOP界に大きな影響を与える男だ。まずは彼の生い立ちについて簡単に解説していく。彼は1999年4月6日生まれで、神奈川県逗子市出身のMCだ。13歳~14歳頃に日本語ラップの魅力にとりつかれ、中学時代には横浜や横須賀のサイファーに通うようになったそうだ。高校時代には、高校生ラップ選手権(高ラ)にも出場し、フリースタイルのバトルシーンも騒がせている。バトル引退後は音源制作に力を注いでおり、2017年には1st Albumの「Trainspotting」をリリースしている。
そんなLick-Gだが、彼の持つ音楽性は天才以外の言葉で表現することが難しいほど豊かで惹き込まれるものがある。彼の天才ポイントは3つある。
1つ目は独特なフロウだ。イギリスと日本のハーフである彼は、他の日本人ラッパーにない独特なフロウが特徴的なのだ。
2つ目は圧倒的なスキルだ。これはバトルの映像を見るとよく分かるが、どんなビートであっても簡単にハメながら、彼の中から出てくる言葉を並べていく。その言葉も中傷(抽象)的なものではなく、自身のスキルを見せつけていく言葉を使うことが多い。ただのディスにならないことも彼の魅力の1つだろう。
3つ目は名前を使った韻を用いることだ。彼のアーティスト名となっているLick-Gを(エルアイシーケイジー)と読み韻を踏む。「Zenknow」という楽曲において、(過酷だけど美しい、L,I,C,K to the mofuckin’ G)という韻を踏んでいる。自身の名前を使った韻はバトルシーンでも使うことがあり、咄嗟に飛び出る韻にとてもワクワクすることだろう。