陸奥圓明流外伝 修羅の刻

陸奥圓明流外伝 修羅の刻のレビュー・評価・感想

陸奥圓明流外伝 修羅の刻
9

歴史上の豪傑達に単身丸腰で挑む主人公、陸奥!

修羅の刻の主人公は、無敵の殺人格闘術、陸奥圓明流の使い手。その流派の存在自体が謎に包まれ、あるのかないのか、ただの噂か伝承か、という流派です。日本史に刻まれる、歴史上の豪傑、宮本武蔵、柳生十兵衛、坂本龍馬、土方歳三といった面々に挑戦状を叩きつけ、一対一の勝負をする、というストーリーの漫画です。15冊ほど出版されており、一人のライバルに対し、大体マンガ1冊のストーリー。背景は源平合戦、戦国時代、明治維新などですね。時として、一つのストーリーがマンガにして2冊や3冊におよびますが、短編のストーリーでテンポもよく、読後感は爽やかです。海外へ渡航し、ワイアットアープなどと決闘することも。ストーリーに登場する歴史上の人物も、基本は忠実に登場いたしますが、ところどころスパイス的にアレンジされて、よりカリスマ的な描写がされたり、歴史小説や大河ドラマが好きな方なら、思わずニヤリとしてしまうようなシーンに遭遇すると思います。古本屋に行けば、1冊200円程度で手に入るかと思います。歴史小説や大河ドラマが好きな方は、まず第1巻を読んでみてください。きっと知らず知らずのうちに、全巻揃えたくなるかと思いますよ。全部揃えても15巻程度ですので、お財布にも優しいです!