魔女怪盗LIP☆S

魔女怪盗LIP☆Sのレビュー・評価・感想

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魔女怪盗LIP☆S
7

これこそ令和の正しい少女漫画!

原作を鏡はな、作画は壱コトコが担当し、少女漫画雑誌『なかよし』で連載されていた変身少女モノ漫画。
女子高生が「夜の魔女」に変身し、魔法を使って悪の魔術師たちから「マナ」と呼ばれる宝石を盗んで平和を守るストーリー。
『なかよし』と言えば、『美少女戦士セーラームーン』をはじめとする「変身少女モノ」が看板作品であり、まさにこの『魔女怪盗LIP☆S』もその系譜を受け継ぐ正統派の「変身少女モノ」。
令和らしく、画面はキラキラとした美しい絵で構成されており、きっと対象年齢の読者はわくわくして読んでいるのが想像できる。
しかし、それこそ『美少女戦士セーラームーン』や『怪盗セイント・テール』などを読んできた「大人になった『なかよし』読者」にもぜひおすすめしたい!
ワクワクして読んだ、あのころを思い出しながらも、魔女怪盗たちの活躍と成長のストーリーをしっかりと楽しめるところが高評価のポイント。
これだけおすすめして★7である理由は、残念ながらアニメ化をせずに最終回を迎えたこと。
ぜひこのキラキラの美しい絵をアニメで見たかった……と思わずにはいられない。
アニメになったらきっと、昔少女だった母親と今の少女とできっと親子2世代で楽しめるコンテンツになっていただろうと悔やまれる。