m-flo

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m-flo(エム-フロウ)とは、日本の音楽グループおよびプロデュースユニット。メンバーはトラックメイキングやDJを担当する☆Taku Takahashi、ラップやリリックを担当するVERBAL、ボーカルを担当するLISAの3人である。VERBALと☆Takuがインターナショナル・スクールの同級生として出会い、のちにN.M.D.での活動などを経て、LISAを加えた形で音楽活動を本格化させた。グループ名は、メンバーが好んでいた「Flow」という言葉に、隕石を意味する「meteorite」に由来する造語を組み合わせたものであり、音楽界に大きな影響を与えるという願いが込められている。
ヒップホップ、ソウル、R&B、ジャズ、レゲエ、ボサノヴァ、ハウスなど多様なジャンルの音楽を取り入れた多彩な音楽性を持ち、日本語と英語が入り交じる歌詞や近未来・宇宙を意識した世界観が特徴である。1998年にインディーズで「been so long」をリリースして注目を集め、1999年にメジャーデビューを果たした。2001年には2ステップを基調としたシングル「come again」が大ヒットを記録し、広く一般に知られる存在となった。
2002年にLISAがソロ活動専念のために脱退した後は、毎回異なるゲストボーカルを迎える「m-flo loves Who?」というコラボレーション形式の「Lovesプロジェクト」を展開し、数々のヒット曲を生み出した。2005年にはNHK紅白歌合戦にも出場を果たしている。2017年にはLISAが約16年振りに復帰し、再び3人体制での活動を再開した。その後もアルバムのリリースや精力的なライブ活動を展開してきたが、25周年を迎えた2026年2月にラストライブを開催し、無期限活動休止であるリミナル期間に入った。

m-floのレビュー・評価・感想

m-flo
10

近未来をテーマにしたコラボ曲で一世を風靡した新感覚m-floとは

1998年に日本音楽界でメジャーデビューを果たした3人ユニットm-flo。
リードボーカルのLISAとラップのバーバル、DJのタクは日本で学生時代と共に過ごし、海外経験を経て、日本でグループを結成しました。
様々な楽曲の融合と、メッセージ性のある歌詞で送り出す楽曲は、LISAだけではなく他のシンガーとのコラボレーションも盛んです。
デビュー後の2000年には熱狂的なファンも登場し、ファンクラブを結成、3人も様々な活動を広げていきました。
そして、透明感あるボーカルのLISAが一時脱退したのを機に、人気絶頂だったm-floはグループとしての音楽リリースを停止しました。
それから、10年以上が過ぎた2012年に再び、m-floはグループとして本格的な音楽の提供を開始しました。
当時のファンにとっては待ちきれない新曲が詰まったアルバム「SQUARE ONE」は元々の多彩な楽曲にボーカルにも力の篭ったメッセージが込められています。
また、当時の楽曲を知らなかった視聴者をヒット曲を知るきっかけになっています。
m-floを知っている人も知らなかった人も一度聞いたら心に響く曲が多く、3人の個性ある音楽性とそれにプラスされた人気歌手とのデュエットはm-floならではの音楽です。

m-flo
9

言語の融合も音楽の1つ

日本の音楽シーンを語る中で、エキゾチックな音楽スタイルを見事に融合した「mーflo」(エムフロー)。
メンバーは3人でラップのVERBAL、DJの☆Taku、紅一点でボーカルのLISA。
彼らの音楽性はよくあるラップシーンの典型的なスタイルであることは間違いない。しかし、他の物とはかけ離れた楽曲の完成を感じてしまう。それは日本語と英語の融合をしている点が心地よいからである。
今の時代、国際化が進み語学を覚える人は少なくないが、メンバー内にハーフがいて、3人が全員、インターナショナル・スクールを出ており、英語の能力が上級者を超えるグループはそうはいない。
その為、日本語の表現と英語の表現の区分けがしっかりとなされており、メロディーラインを考慮したり、ストレートに歌詞をぶつけてきたり、様々な形で音楽の表現を使い分けている。
多くの場合、歌詞の象徴的な一部の部分を英語にして、前後の日本語の歌詞とは意味合いが異なったり離れたり、日本のポップシーンでは英語は歌詞の飾りにしか見えない部分も多々ある。
しかし、彼らは言語を歌詞の繋ぎではなく、メロディーを乗せた場合の心地良さや、その言語が持つ特性を伝えたい事柄に近づける為の「使い分け」をしている。ここがこのグループの最大の魅力になっているのは間違いない事である。
彼らが言語の微妙なさじ加減で織りなす音楽は国境を越えた普遍的な価値があるに違いない。