真夜中の五分前

真夜中の五分前のレビュー・評価・感想

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真夜中の五分前
8

自分にとっての正解とは?

「真夜中の五分前」という、2014年公開の作品で、主演が三浦春馬さん、監督が「世界の中心で愛を叫ぶ」で有名な行定勲監督です。この作品は、一言でいうと、エンディングの解釈が難しいです。自分に取っての正解を考察する必要があるので、一緒に見た方と語り合えるのも面白いポイントではないでしょうか。
内容としては、上海で時計修理師として働く良(リョウ、役:三浦春馬)がプールで見かけたルオランに出会い、双子の妹であるルーメイへの婚約プレゼントを選んでほしいと頼まれたことをきっかけに仲を深め恋におちていくというもの。前半は美しい映像の中、ラブストーリーが展開されます。そして、ルオランとルーメイが旅行に出かけて、二人は海南事故にあってしまいます。
一人は生還したのですが、果たして生き残ったのはどちらなのか?という内容でして、後半になると、ガラッと雰囲気が代わりミステリアスパートに突入します。
特に最後のワンシーンの解釈は、難解でして、今までの伏線を経て、そこにたどり着きます。
私も、3回くらい見ましたが、どちらでもおかしくないようにも感じるし、伏線の捉え方によっては、正解が一つしかないようにも感じるです。答えは、監督の行定勲氏しか知らないようです。