友罪
『友罪』(ゆうざい)とは、2013年に集英社より発行された薬丸岳の小説、およびそれを原作とした2018年の日本の映画である。元雑誌記者の益田純一(ますだ じゅんいち)は、編集方針を巡る編集者との暴力沙汰によって書き手を廃業し、日雇い生活を経て社員寮のある町工場に職を得る。同時期に試用期間に入った同世代の鈴木秀人(すずき ひでと)は、不愛想ながら多くの技能や資格を持つ即戦力の人材だった。益田は、学生時代にいじめを受けて自殺した友人の側にいながら最後の最後でいじめる側に回ってしまった過去があり、そのことに罪の意識を感じていた。一方の鈴木は、仕事からの帰り道に男から追われていた藤沢美代子(ふじさわ みよこ)と出会う。美代子は過去に男に騙されて半ば強引にアダルトビデオに出演させられた過去を持ち、そこから逃れるために人目を避けて暮らしていた。
映画は2018年5月25日に公開され、監督・脚本は瀬々敬久、主演を生田斗真と瑛太が務めた。受賞歴としては、第92回キネマ旬報ベスト・テンにおいて、『菊とギロチン』と合わせて瀬々敬久が日本映画監督賞を受賞したほか、日本映画ベスト・テンの第8位に選出された。
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