倍賞千恵子

倍賞千恵子

倍賞千恵子(ばいしょう ちえこ)とは、日本の女優、歌手、声優である。東京都出身。実妹は女優の倍賞美津子。夫は作曲家の小六禮次郎。
松竹歌劇団(SKD)に首席で入団して脚光を浴びた後、1961年に映画『斑女』でスクリーンデビューを果たす。山田洋次監督に見出され、映画『下町の太陽』への主演を機に同監督の作品に不可欠な庶民派女優としてのポジションを確立した。国民的映画『男はつらいよ』シリーズでは主人公・車寅次郎の妹・諏訪さくら役を長年演じ、その温かく淑やかな魅力で不動の人気を得たほか、『家族』『幸せの黄色いハンカチ』『遙かなる山の呼び声』『駅 STATION』といった不朽の名作に多数出演し、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞をはじめ数々の権威ある賞を獲得している。
歌手としても高い評価を受けており、「下町の太陽」「さよならはダンスの後に」などのヒット曲でNHK紅白歌合戦に多数回出場した。また、宮崎駿監督のアニメ映画『ハウルの動く城』ではヒロイン・ソフィーの声と主題歌「世界の約束」を担当するなど声優分野でも存在感を発揮した。近年も映画『PLAN75』や『TOKYOタクシー』で主演を務めて国内外の映画賞で主演女優賞を受賞したほか、紫綬褒章や旭日小綬章を受章するなど、日本を代表する国民的大女優・歌手として第一線で精力的な活動を続けている。

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