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魔法の世界に浸りたい方へ!
世界的大ヒット作「ハリーポッター」シリーズの兄弟版と言える映画です。
「ファンタスティック ビースト」は、闇の魔法使いグリンデルバルドと、魔法族との闘いを描いた作品です。
主人公のニュート・スキャマンダー役のエディ・レッドメインを始め、脇を固める俳優達がとても豪華です。1910年代の物語ですが、街並みなども素敵に再現されていて、見応えがあります。
主人公のニュートは少し恥ずかしがり屋で不器用な青年です。
世界中の魔法生物を育て、守る事が彼の生きがいで、女性はもちろん人間関係そのものが苦手な様子。
そんなニュートは第1作目でマグル(非魔法族)の友・ジェイコブや、アメリカ魔法省の女性・ティナと出会います。
物語が進むにつれてジェイコブとの友情は深く、確かなものになっていきます。
また、「ハリー・ポッター」でもおなじみのダンブルドア先生が登場するのですが、こちらはヒュー・ジャックマンが演じています。
あのもっさりしたダンブルドア先生と結びつかない程カッコイイです(ごめんなさい)。
ヒロインはキャサリン・ウォーターストンが演じるアメリカ魔法省職員のティナです。
第3作目「ダンブルドアの秘密」では登場シーンがとても少なくて、寂しい思いをしたファンも多かったのではないでしょうか。
ニュートもティナもシャイな性格のせいか、なかなか進展しない仲にやきもきします。
個人的には第2作目「黒い魔法使いの誕生」の1シーンですが、ニュートが魔法で現れたティナの足跡を優しく見つめ、「彼女の足幅は細いんだよ」と、つぶやくシーンが印象的でした。
第4作目は2024年頃公開予定と聞いていますが、続きが楽しみな映画です。