ベガスの恋に勝つルール

ベガスの恋に勝つルールのレビュー・評価・感想

ベガスの恋に勝つルール
10

笑いと感動のラブコメディ

キャメロン・ディアス演じるジョイは、恋人のメイソンにフラれ失恋してしまいます。
アシュトン・カッチャー演じるジャックはだらしなくいい加減で、父親の経営する会社をクビになりました。
そしてストレスを発散させようと二人は、親友とラスベガスへ。
ホテルに着くと、ジョイ達とジャック達の部屋はダブルブッキングになっていました。
そうして知り合った4人は意気投合。一緒にお酒を飲み、そして酔った勢いで結婚してしまいます。
次の日冷静になり、すぐに離婚しようとしますが、去り際にジョイのコインを入れたスロットをジャックが回すと、なんと300万ドルが当たりました。さすがラスベガス。ものすごい額ですね。
まだ夫婦であることから、お互いに所有者を主張し裁判へと進みます。
すると裁判官から6か月の夫婦生活を命じられ、お金を手に入れるため偽装夫婦を演じ、一緒に暮らし始めます。
最初はお互いが嫌いなところから始まる、王道パターンですね。
相手を陥れようとお互いに色々と罠を仕掛けるのですが、それがなんともハチャメチャで笑えます。
そしてその生活の中で徐々に、お互いのいいところに気づき惹かれていきます。
キャメロン・ディアスのキュートでセクシーな魅力が存分に味わえる映画です。
お金よりも大切なものに気づくことができました。

ベガスの恋に勝つルール
5

偽装結婚で、お金を取り戻せるか!?

キャメロン・ディアス演じるヒロインのジョイは、婚約中の彼氏に結婚を目前に振られてしまいます。失恋したことをきっかけに親友をつれてラスベガスへ。ギャンブルに打ち込んで彼のことを忘れようとします。ジョイの豪快なお金の使いかたは見ていてすっきりするくらいです。そして、カジノで泥酔してしまったジョイは、酔った勢いでジャックと婚約してしまいます。この辺のド派手な展開は、アメリカ映画ならではだと思います。まず、日本映画で、泥酔したギャンブラーが婚約するという話は少ないでしょう。
酔いが覚めたジョイは、すぐにジャックと離婚しようとするのですが、なんとジャックがスロットで大当たりして300万ドルを手にしていることが分かります。このお金を平等に獲得するために、ふたりは結婚生活をしなければいけません。お互いに、自分がより多くのお金をもらおうと、ありとあらゆる嫌がらせをします。この辺のシーンは爆笑でした。便器を外したり、おしっこをかけたり…。日本人にはまねできないような二人の演技は、まるで実際に偽装結婚しているかのようでした。そして、もっと驚いたのは、二人が最後に本当に恋に落ちるところです!ビーチで散歩しているジョイに、ジャックがやってきてプロポーズします。もうこの展開は、ギャンブルと同じくらい先が読めません。