ブライアン・ウィルソン
ブライアン・ダグラス・ウィルソン(Brian Douglas Wilson)とは、アメリカのミュージシャンである。1942年6月20日生まれ。ザ・ビーチ・ボーイズのリーダーとしてボーカルやベースを担当した。メンバーのデニスとカールは実の兄弟であり、マイク・ラヴは従兄にあたる。2025年6月11日に82歳で死去した。
1961年のデビュー以来、卓越した作曲・編曲能力を発揮し、当時は珍しかったセルフプロデュース手法によってバンドを全米一のロックンロールバンドへと引き上げた。「ドント・ウォーリー・ベイビー」や「サーファー・ガール」などの数々の名曲を生み出し、1966年にはポピュラー音楽史の傑作とされるアルバム『ペット・サウンズ』を制作、同年のシングル「グッド・ヴァイブレーション」を大ヒットさせた。ベース演奏においてはスタジオ・ミュージシャンを起用してルート音を外したメロディアスなラインを構築し、ポール・マッカートニーなど後世のミュージシャンに多大な影響を与えた。
その後は精神状態の悪化や健康問題から一時は活動が限定的となったが、精神科医の治療を経て1988年に初のソロ・アルバムを発表。2000年代以降は自身のバンドを率いて精力的にライブ活動を行い、2004年には幻の作品となっていたアルバム『スマイル』を37年の時を経て完成させた。2012年のビーチ・ボーイズデビュー50周年再集結プロジェクトへの参加やソロ活動を続けたのち、2022年にステージから引退。晩年は成年後見制度の対象となりながらもドキュメンタリー作品でメンバーとの再会を果たすなどし、その生涯を閉じた。
- 総合評価10.0点
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