私のジャンルに「神」がいます
『私のジャンルに「神」がいます』(わたしのジャンルに「かみ」がいます)とは、真田つづるによる漫画作品。作者がSNS上で発表していた『同人女の感情』をもとに書籍化され、2020年にKADOKAWAより単行本として第1巻が刊行された。同人活動や二次創作に情熱を注ぐ創作者たちの感情をリアルに描いた作品として大きな話題を呼んだ。物語は、圧倒的な文章力を持つ「天才字書き」の綾城を中心に展開する。彼女の作品に憧れ、嫉妬し、劣等感を抱き、ときには救われる同人作家たちの複雑な感情が連作形式で描かれており、「神絵師」「神字書き」と呼ばれる存在をめぐる創作者たちの心理を克明に表現している。創作活動における承認欲求や嫉妬、競争意識、解釈違い、交流への戸惑いなど、SNS時代の同人文化が抱える問題を鋭く描写しており、そのリアリティから多くの同人経験者や創作者たちの共感を集め、大きな反響を呼んだ。また、本作は同人活動の「あるある」漫画としての枠にとどまらず、創作することの喜びや苦しみ、人を好きになる感情、作品に救われる体験などの心理描写についても丁寧かつ繊細に描いている。SNS上で口コミ的に人気を拡大し、創作者界隈を中心に社会現象的な話題となった作品である。
- 総合評価7.5点
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