エイブのキッチンストーリー
『エイブのキッチンストーリー』とは、2019年に製作されたアメリカ・ブラジル合作のヒューマンドラマ映画。日本ではポニーキャニオンの配給により、2020年11月20日に劇場公開された。
異なる文化や宗教の背景を持つために対立しがちな家族の絆を、12歳の少年が手作り料理を通してつなげようと奮闘する成長ストーリーである。監督を務めたブラジル人のフェルナンド・グロスタイン・アンドラーデは、映画監督のほかYouTuberや新聞・雑誌記者としての顔も持ち、自身の半生をベースに独自の目線で本作を描いた。主演はNetflixのオリジナルシリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』のウィル役で知られるノア・シュナップで、本作が待望の実写映画初主演となる。また、エイブが出会うブラジル人シェフのチコ役は、ミュージシャンであり映画『シティ・オブ・ゴッド』にも出演したセウ・ジョルジが演じている。
ニューヨーク・ブルックリンに暮らす12歳の少年エイブは、イスラエル人の母とパレスチナ人の父を持ち、文化や宗教の違いから常に険悪な好対照を見せる家族に悩まされていた。そんな彼にとって料理を作ることが唯一の心の拠りどころであったが、誰にも自分の境遇を理解してもらえない孤独も抱えていた。ある日エイブは、世界各地の味を掛け合わせた「フュージョン料理」を提供するブラジル人シェフのチコと出会う。フュージョン料理に自らの複雑な生い立ちや背景を重ね合わせたエイブは、自分にしか作れない特別な料理でバラバラになった家族を一つにしようと決意する。
- 総合評価9.0点
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