月曜日のユカ

月曜日のユカ

『月曜日のユカ』(げつようびのユカ)とは、1964年に公開された日本映画である。安川実の同名小説を原作とし、中平康が監督、斎藤耕一と倉本聰が共同で脚本を手掛けた。主演は加賀まりこ。国際都市・横浜を舞台に、男を悦ばせることのみを生甲斐として生きる“妖精”のような少女の姿を、ヌーヴェルヴァーグを思わせるスタイリッシュかつドライなタッチで描いた異色の青春ラブストーリーである。
物語の主人公は、横浜の外国人客が集う上流ナイトクラブ「サンフランシスコ」で人気を独占している18歳の少女・ユカ。彼女は誰に対しても平気で身体を開くが、決してキスだけは許さないという独自のルールを持ち、男たちを惹きつける不思議な魅力を放っていた。ユカには「パパ」と呼んで慕う船荷会社の社長という年老いたパトロンがおり、彼と過ごす「月曜日」だけを特別な時間として心待ちにしていた。パパを悦ばせることが自分の幸福であると信じるユカだったが、ある日、街でボーイフレンドの修(おさむ)と歩いている際、自身の知らないパパの幸福な家庭の姿を目撃してしまう。家族に向けるパパの穏やかな微笑みを見たユカは、その幸福に満ちた表情を自分との時間でも手に入れたいと願い、次の月曜日を迎える。
本作は、当時の若者文化やジャズ、ビートニクの流行を取り入れた映像美と、黛敏郎による音楽、そして主演の加賀まりこの小悪魔的な魅力が国内外で高く評価され、現在も邦画ヌーヴェルヴァーグの傑作としてカルト的な人気を誇っている。主なキャストとして、ユカ役に加賀まりこ、恋人の修役に中尾彬、パパ役に加藤武、ユカの母親役に北林谷栄らが名を連ねている。

月曜日のユカのレビュー・評価・感想

月曜日のユカ
8

とにかく可愛いすぎる!!

とにもかくにも、若かりしの加賀まりこ様が、可愛い!
あの可愛さが天性のものだとしたら、生きる小悪魔!
演技だとしたら、素晴らしい演技力!
あんな可愛らしいお顔に更に、濃いめのアイラインにバッチリつけまつげ、ふわっとした髪の毛のセットアップ。
華奢な体にハイヒール履いてフリフリと歩けば、もう目は釘付けです。
分厚い上唇に、潤んだ瞳で「あなたのためなら、何でもしてあげたいの」なんて言われたら、男性ならもう死んでもいいと思うのでは無いでしょうか。
実際、死にますしね。
本望だったのではないでしょうか。

ストーリーに関しては、深いと言えば深いし、何だこの女、自分勝手でひどすぎると思えば、それまでの話。

この映画はストーリーを楽しむ映画ではなく、映像を楽しむ映画なのかなぁと思いました。
映像は白黒で、今ほどカメラの性能も良くなかったでしょうし、荒いところも多々ありましたが、全く古びれることもなく、むしろそれがオシャレ!
横浜の西洋的な町並みに音楽がマッチして、まるでキラキラのミュージカルを見ているような華やかさでした。

誰とでも寝る娼婦、という設定ですが、小さい頃にお人形遊びをしたことのある女性なら、絶対オススメです!!
こんな可愛い女の子に生まれたらよかったなぁと思うけれど、もしそうだったら、生きづらそうだなぁ、なんて思ってしまいます。