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とにかく可愛いすぎる!!
とにもかくにも、若かりしの加賀まりこ様が、可愛い!
あの可愛さが天性のものだとしたら、生きる小悪魔!
演技だとしたら、素晴らしい演技力!
あんな可愛らしいお顔に更に、濃いめのアイラインにバッチリつけまつげ、ふわっとした髪の毛のセットアップ。
華奢な体にハイヒール履いてフリフリと歩けば、もう目は釘付けです。
分厚い上唇に、潤んだ瞳で「あなたのためなら、何でもしてあげたいの」なんて言われたら、男性ならもう死んでもいいと思うのでは無いでしょうか。
実際、死にますしね。
本望だったのではないでしょうか。
ストーリーに関しては、深いと言えば深いし、何だこの女、自分勝手でひどすぎると思えば、それまでの話。
この映画はストーリーを楽しむ映画ではなく、映像を楽しむ映画なのかなぁと思いました。
映像は白黒で、今ほどカメラの性能も良くなかったでしょうし、荒いところも多々ありましたが、全く古びれることもなく、むしろそれがオシャレ!
横浜の西洋的な町並みに音楽がマッチして、まるでキラキラのミュージカルを見ているような華やかさでした。
誰とでも寝る娼婦、という設定ですが、小さい頃にお人形遊びをしたことのある女性なら、絶対オススメです!!
こんな可愛い女の子に生まれたらよかったなぁと思うけれど、もしそうだったら、生きづらそうだなぁ、なんて思ってしまいます。