中田裕二

中田裕二のレビュー・評価・感想

中田裕二
10

艶のある歌声

中田裕二さんはもともと『椿屋四重奏』でボーカル・ギターを務めていた方で、昼ドラの主題歌を歌ったりしている方なのですが、現在はソロとして活動を続け、『superflu』など有名シンガーに曲を提供したり、『イエローモンキー』のカバーアルバムに参加したりと、音楽界でも実力を認められている方です。
椿屋四重奏時代から作詞、作曲、編曲を一人でこなし、楽器も自在に操る、才能溢れる存在です。
現在は30代後半になり、大人の色気も加わって、以前よりさらに声に艶っぽさが加わりました。
曲調としては椿屋四重奏時代は昭和歌謡曲の影響を色濃く受けた曲が多く、中毒的な詞や曲の展開にハマるファンが多かったのですが、現在は様々なジャンルの音楽を取り入れ、POPな曲が多くなってきました。
悲哀のラブソングを歌わせたら右に出る物はいないのではないかと思うほどの切なく甘い歌声で、一度聴いたら忘れられなくなること間違いなしです。
何と言っても線の細いイケメンであることも重要ポイント。
本当にカッコいいのに、性格はインドア派で落ち着きがあり、謙虚で、ファンに対しても控えめで大人な対応にキュンキュンします。
ロックからバラードまで素晴らしい曲が多く、なぜもっと有名にならないのか、本当に不思議でなりません。