ずっとおいかけてるのがよい
切ないラブストーリーでした。小さい頃から一緒で、ずっと彼だけを思えるなんてよほど気があったんだなと思います。中学生の多感な時期に隠れてキスしたり、思い出も2人だけの間にあって、うらやましいです。男は自分の病のことで、女と別れようとするけど、なにがあってもくらいつくところがかわいかったです。井上真央さんも岡田将生さんも流石の演技力で見ていてとてもキュンキュンしました。岡田さんは線が細いので繊細な感じがよく出ていました。2人の結末が悲しいものだとは分かっていましたが、やはり悲しかったです。そんなね、手術受けたらいいのに。拒否するのはよくわからなかったです。ドナー側がやっぱりやだと思うのは理解できますし、そういうこともあるかもしれませんが、受ける側が拒否してとかはちょっとリアリティがないんじゃないかなと思いました。まだ子供だし、親がそんな拒否許さないでしょう。なんかいろいろとつっこみどころはありましたが、少女漫画らしいラブストーリーでおもしろかったです。こういう恋ができるのは若いうちだけだなと思うので、私には訪れなかった出来事で楽しく見ることができました。ああ、恋がしたい、そんな気分にさせてくれる映画です。