大分在住のユニット ザ・キャビンカンパニー
今夏、大分県はJR熱にうなされていました。「ななつ星in九州」の人気につづこうと、「或る列車」の運行を開始。その数か月前には大分駅の駅ビルが誕生し、それぞれのデザイン・設計を担当した水戸岡鋭治の「アート・ワンダーランド」が市内で開催されたのです。一連の締めくくりに用意されたのが、県内の駅に設置されたスタンプラリー。そのデザインを手がけた絵本作家ユニットの作品を見てみましょう。
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水戸岡鋭治とは1947年7月5日、岡山県出身の工業デザイナー、イラストレーターである。幼いころから絵を描くのが得意で、褒められることがうれしかった為に沢山の絵を描いていた。のんびりしていて不器用で鈍臭い少年だったため、アダ名は「鈍治(ドンジ)」。本人はこの名を気に入っており、「ドーンデザイン研究所」の社名の一部として使用している。JR九州の車両デザインを手がけたことで大きな注目を集め、国内外で様々な賞を受賞するなど高い評価を受けた。