僕とロボコ

僕とロボコ

『僕とロボコ』とは、『週刊少年ジャンプ』で2020年31号より連載が開始された、宮崎周平が描いているギャグ漫画である。コミックスは2022年1月時点で6巻まで発売されている。ロボットが居候する、というどこかで聞いたことのあるシチュエーションが『僕とロボコ』の醍醐味だ。メディアにも多数紹介され、ジャンプ編集長も「今一押しの漫画」と猛プッシュしている。ポンコツなロボコと、心優しい少年ボンドを中心に繰り広げられるユニークな日常を描く「お笑い第七世代的」ともいわれている新しい漫画だ。

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僕とロボコのレビュー・評価・感想

僕とロボコ
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『僕とロボコ』は優しくて良い

週刊少年ジャンプに連載されている『僕とロボコ』は、ドラえもんのパロディのような設定です。通常はメイド姿のかわいい女の子のロボットが家庭で働いていますが、ロボコは体格がごっつくて家事が苦手です。しかし、最強の戦闘能力を持っています。ボンドは、のび太のような少しダメキャラの主人公で、最初はかわいくない姿のロボコにガッカリしましたが、今では強い友情で結ばれています。ガチゴリラはジャイアンのようなキャラで、一見、意地悪をするような態度をとりますが、実際にはサプライズで相手が大喜びするような優しい態度に徹しています。モツオはスネオのようなキャラでお金持ちです。一見、嫌味な態度かと思わせる言動をするものの、経済力を生かしてボンドへ素晴らしいプレゼントをしたりして、何よりも友情を大切にしています。コロナ禍で殺伐とした世の中にあって、読んだらほっこりした気分にさせてくれます。『ONE PIECE』や『鬼滅の刃』のように大ヒットするタイプのものではないと感じていますが、こういうマンガは無くならないでほしいと思います。興味を持ってくださったかたには、是非、読んでみてもらいたいと思います。

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