映画 ひみつのアッコちゃん

映画 ひみつのアッコちゃん

『映画 ひみつのアッコちゃん』とは、赤塚不二夫の代表作である名作漫画の誕生50周年を記念して、2012年に制作された日本の実写映画である。監督は川村泰祐が務め、主演の綾瀬はるかが外見だけ大人に変身したヒロインをコミカルかつチャーミングに演じた。本作は一般の化粧品会社を舞台とした完全オリジナルのストーリーで展開され、公開時にはSK-IIとの限定コラボコンパクトの発売や、歴代テレビアニメ版の特別再放送、ソーシャルゲーム化など多彩なメディアミックスが展開されて話題を呼んだ。
小学5年生で10歳の加賀美あつ子(アッコ)は、父親から買ってもらったお気に入りのコンパクトの鏡を不注意で割ってしまう。悲しみに暮れながら庭に鏡の墓を作って弔った日の夜、彼女の前に突然「鏡の精」を名乗る謎の男が現れる。鏡を大切に扱ってくれたお礼として、男はアッコに「なりたいものになれる魔法のコンパクト」を授ける。ただし、この魔法の秘密を誰か一人にでも知られてしまったら、二度と魔法は使えなくなってしまうという絶対のルールがあった。
魔法を手に入れたアッコは、憧れの22歳の大人の姿へと変身して街へと繰り出す。そこで偶然出会った大手化粧品会社のエリート社員・早瀬尚人にスカウトされ、彼の会社でアルバイトとして働くことになる。しかし、中身はただの小学生であるため、大人の社会の常識や仕事の仕組みが全く分からず、社内では大失敗を連発してしまう。それでも尚人だけは、アッコが子供ならではの純粋な視点から放つ奇抜で斬新なアイデアを面白がり、彼女の最大の理解者となっていく。そんな中、会社に買収による乗っ取りの危機が迫り、尚人も窮地に追い込まれることとなる。

映画 ひみつのアッコちゃんのレビュー・評価・感想

映画 ひみつのアッコちゃん
8

赤塚不二夫さんの少女漫画の実写映画作品

小学生のアッコちゃんは、壊れた鏡のお墓を作りました。それを喜んだ鏡の精が、魔法のコンパクトをくれます。
ある時、アッコは大人の姿に変身して百貨店のコスメカウンターに行きます。そこで室長待遇の早瀬と話します。早瀬は商品開発に役立てる為、アッコをアルバイトに雇う事にします。アッコは大学生だと嘘をつき、赤塚化粧品で働き始め、早瀬とアッコの間にほのかな恋心が芽生え始める。そんな中、会社乗っ取りを巡る陰謀で早瀬にピンチが訪れる。10歳の小学生アッコちゃんが、22歳の女子大学生の姿に変身して、赤塚化粧品という会社でアルバイトをしながら、仕事に恋に奮闘する物語です。中身は小学生ですが、大人として、社会で働くアッコちゃんの心の成長と、淡い恋心を描いたラブコメ要素が、原作を知らない世代が観ても楽しめる作品だと思います。魔法が解けて、小学生の姿に戻った後、10年後にアッコが、赤塚化粧品に入社して、上司の早瀬と再会できた事が、なにより嬉しくて良かったと、心温まる気持ちになりました。
主人公の加賀美あつ子を綾瀬はるかさん、小学生のアッコちゃんを子役の吉田里琴さん、相手役の早瀬尚人を岡田将生さんが演じました。

映画 ひみつのアッコちゃん
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平成版!アッコちゃんが人間に!?

『ひみつのアッコちゃん』といえば、赤塚不二夫先生の代表的な漫画ですよね。私は平成生まれなので、連載を読んだことはありませんが、漫画は知っています。これが実写化されたのが2012年のこと。アッコちゃん役を綾瀬はるかさんが演じました。一言でいうと、「なんてドラマチックで、胸にささる映画なんだろう!」ということです。原作が少女向けに描かれているのに対して、映画ではアッコちゃんが魔法のコンパクトで大人になり、大人の問題を解決していくストーリー。アッコちゃんはコンパクトでどんな職業にもなれますから、化粧品会社に入社して早瀬さんに出会います。演じるのは岡田将生さんです。アッコちゃんの、中身が本当に純粋な子供というところにハラハラドキドキすることも多いです。でも、早瀬さんの会社でのピンチを救ってあげようと一所懸命に奮闘する姿は、「大人よりも大事なことが見えているなあ」と感心しました。これをご覧になる方で、赤塚不二夫先生の原作がファンという方もいらっしゃるでしょう。漫画のストーリー展開とのギャップを感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、映画のアッコちゃんも可愛くてオシャレでいて、素敵なヒロインです。実写化されたアッコちゃんは、漫画しか知らない方でも十分に楽しんでいただける作品になっていると思います。