ラスト・シフト/最期の夜勤

ラスト・シフト/最期の夜勤

『ラスト・シフト/最期の夜勤』(原題:Last Shift)とは、2014年制作のアメリカのホラー映画である。監督と共同脚本は『操り人間』のアンソニー・ディブラシが務め、製作・共同脚本にはスコット・ポイリーらが名を連ねている。誰もいない深夜の旧警察署という限定された空間を舞台に、次々と巻き起こる恐怖の怪現象に翻弄される新人女性警官の運命をサスペンスフルに描いたソリッド・シチュエーション・スリラーである。主演はテレビドラマ『ウォーキング・デッド』シリーズへの出演で知られるジュリアナ・ハーカヴィが務めた。
新人警察官のジェシカ・ローレンは、まもなく閉鎖されることが決まっている古い警察署での最後となる夜間宿直を任される。署内には自分以外に誰もいない静まり返った状況の中、最初は物音などの違和感だったものが、時間の経過とともにエスカレートし、説明のつかない凄惨かつ不可解な超常現象へと変貌してジェシカを襲い始める。取り乱し、逃げ出したい衝動に駆られながらも、彼女は同じく警察官の職に就いていた亡き父親の誇り高い教えを胸に刻み、自らに与えられた任務を最後まで全うしようと警察署内に踏み止まる。
しかし、かつてその警察署では、ちょうど1年前に社会を震撼させた狂気的なカルト教団のメンバーたちが監禁され、その末に集団自殺を図るという凄惨な事件が起きていた。夜が更けるにつれ、ジェシカの目の前に現れる怪現象は、かつてその場所で命を落としたカルト信者たちの怨念や呪いと結びつき、現実と幻覚の境界線を次第に曖昧にしていく。不気味な無線からの声、誰もいないはずの監禁室からの足音など、署内全体が血塗られた過去の記憶を呼び覚ます巨大な罠へと変貌し、ジェシカは逃げ場のない閉ざされた空間で、自身の狂気と過去の因縁に向き合う最悪の夜を迎えることとなる。

ラスト・シフト/最期の夜勤のレビュー・評価・感想

ラスト・シフト/最期の夜勤
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ラスト・シフト/最期の夜勤

ラスト・シフト/最期の夜勤は、新人の女性警官が初めての夜勤をする夜に起こった出来事を描いたホラー映画です。
「なぜ初めての夜勤なのに最後?とんでもない出来事が起こって、仕事を辞めてしまうのかな?」その予想はある程度当たっていました。
主人公の女性警官ジェシカは旧警察署で夜勤を始めます。そこには彼女以外に誰もいないハズなのですが、奇妙な物音や不可思議な侵入者に悩まされるようになります。閉まっていたロッカーの扉が開いたり、突然ホームレスが署の中に入り込んだり、さらに、監禁されて助けを求める女性からの電話がかかってきたりします。そして、殉職した彼女の父親が関係していたカルト教団の事件とその場所が関係していることが明らかになります。そうした奇怪な現象にも勇気を振り絞って立ち向かうジェシカでしたが…。
正直、結構怖かったです。ジャパニーズホラーの影響も感じました。こうした霊や悪魔が出てくるストーリーでは神や宗教者の助けがあったりしますが、この映画には彼女を助けてくれる人はいません。途中で、父親の元同僚がやってきたり死んだ父からのメッセージが届いたりするのですが、結末はまったく救いのないものです。“主人公が何とか危機を乗り越えて、めでたしめでたし”というハッピーエンドを予想していたので、それを裏切るような絶望的なラストシーンはかなり衝撃的でした。